落雪防止には「ゆきもちくん」

2018年1月26日公開 / 2023年1月19日更新

コラムカテゴリ：住宅・建物

こんにちは！寒波到来で普段降雪地域ではない地域もかなりの雪が降ってます。
雪になれていない地域の方は足元もですが、頭上にも注意してください。
雪止め瓦、金具、アングルなどがはいっていない屋根も沢山あります。
つもった分だけ落雪してきます。特に屋根に凍結して積もった分は昼間に少し気温が上がるといっきに落ちてきます。
非常に危険です。
落下する場所によっては、大きな被害がでる場合もありますし、お隣の敷地に落ちて揉める事もあったりします。
道沿いの家や車庫は通行人に当たる事もあります。
雪が落ちそうだと思ったら、無理に屋根に登ったり、下から突っついたりしないで、まずはコーンなどを立てて注意喚起してくださいね。

さて、前置きが長くなりましたが、ここ数年こういったことが多いので、まずは転ばぬ先の杖として「ゆきもちくん」をお薦めします。

このコラムにも何度もでてくる「ゆきもちくん」ですが、どんなものなのかといいますと、ネット上になった金網です。
特許取得のもので、金網の網目、太さ、などが雪が落ちないように研究されているものです。
色も屋根に合わせて黒、グレー、茶などあります。

設置するとこんな感じになります。
設置はトタン屋根でも可能ですが、トタン屋根に穴をあけるわけにはいかないので、アングルなどからつりさげる仕様になります。

写真のような感じです。吊り下げるようになるため、強度が必要なので、設置ができない場合もあります。
また瓦屋根でも「土葺き」の場合は設置するため工事が必要です。

写真のように、ゆきもちくんを固定するにあたり、瓦の下に木材を入れて固定します。
土葺きの場合は屋根の下の土を取り除き、瓦桟にそれを打ち込むなどの仕様になるので取付は可能ですが、手間がかかります。そのため工賃が割高になるので、ご注意ください。

今増えているのは写真のように太陽光からの落雪を防ぎたいというご注文です。
こちらのお宅は太陽光から軒先まで感覚があるので、しっかりと「ゆきもちくん」が入れれます。
しかし、太陽光がギリギリまで設置してある場合はどうすればいいのか？

このようにスーパーリングだけの設置も可能です。
スーパーリングだけの場合費用が2～3割安くなりますが、降雪量が多いと落雪する事があります。
しかし、雪止め金具や雪止め瓦よりは明らかに落雪防止の効果があるので、写真のような事例の場合はお勧めしています。
マイベストプロの当社の施工例にも「ゆきもちくん」のページあります。ご参考にしてください。
→　http://mbp-japan.com/gifu/kawaraya/gallery/90/

当社では「ゆきもちくん」メーター24000円～となっていますが、屋根の形状、種類などによっては費用が変わってきます。
メールやラインをご利用して、写真をお送り頂き、屋根の種類、取付場所、取付メーター数をお教えいただければ、より正確なお見積もりができます(^o^)

気になって要る方は是非一度お問い合わせください！

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