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雪道でスリップ事故をしない運転のコツ

古田昌也

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テーマ:くるまのキズへこみコラムはじめました。

こんにちは 岐阜市の自動車キズ・へこみ・板金塗装修理専門工場
青いカンバンが特徴的な フルタ自動車鈑金 (古田板金) 古田昌也 です。


雪道と言ってもいろんな状態になっています。雪が降りはじめのビチャビチャの状態の「シャーベット」、雪が降り積もった状態の「新雪」、積った雪が踏み固められた状態の「圧雪」、日中に気温が上がって溶けた雪が夜に凍ってしまった状態が「アイスバーン」、車のタイヤで磨かれた状態が「ミラーバーン」と状況によってさまざまに変化するので注意して走らなければなりません。雪道は滑りやすいので速度を落として車間距離を十分とって運転しましょう。急発進、急ブレーキ、急にハンドルをきると横滑りの原因にもなるのでアクセル、ブレーキ、ハンドル操作は慎重におこなってくださいね。

まずは準備から

雪道や凍結した路面を走行するにはタイヤにも準備が必要です。スタッドレスタイヤは滑り止め効果の高いタイヤです。積雪のない場所でも走行可能なため、出発前に事前にタイヤ交換をしてください。またタイヤチェーンはスタッドレスタイヤ以上に滑り止め効果が高い滑り止め器具です。しかし走行する場所によってはタイヤチェーンを装着しての走行が禁止されている場合もあります。

ルート確認とガソリン給油場所

幹線道路を中心に目的地までのルートを確認しておきましょう。「ナビがあるから大丈夫」と油断してはいけません。積雪の状況によってはナビが示す道は走行不可能かもしれません。雪道ではバッテリーが上がりやすくなります。ブースターケーブルも用意しておくと安心です。また渋滞や通行止めなどのトラブルも予想されます。燃料チェックをしっかりと行い、余裕を持って給油するように心掛けましょう。

重要ポイント

雪道の危険な場所
1.停止線
交差点や信号付近の停止線は多くの車がブレーキをかけ、発進する場所です。路面は凍結し、ツルツルと滑りやすい状態になっています。停止する際は早めに減速し、停止線よりも手前で停止しましょう。発進する際も、信号が変わったと同時に発進せずひと呼吸おいてからゆっくりと発進するよう心掛けましょう。

2.坂道
上り坂は後ろのタイヤに重さがかかるためできるだけ途中で止まらず、一気に登りきりましょう。再発進する場合は焦らずゆっくり行ってください。下り坂は前のタイヤに重さがかかります。ハンドル操作とブレーキ操作に最新の注意を払いましょう。エンジンブレーキも活用すると安心です。

3.トンネル
トンネル内は雪がないため、ついついスピードを出してしまいがちです。しかし油断は禁物です。トンネルの入口付近は雪が溶けて凍結しているかもしれません。

4.風通しの良い橋の上・陸橋
橋の上は雪が溶けて凍結している可能性があります。積雪していない場合でも速度を落として走行しましょう

雪道運転のコツ

雪道運転のコツではいよいよ雪道運転のコツを説明します。

1.スピードは控える
雪道で起こる事故の多くはスリップが原因です。スリップ事故はスピードを出しすぎたことにより起こります。雪道や凍結した路面は大変滑りやすくなっています。スピードを出していた場合、カーブを曲がりきれない、交差点で停止できないなど、事故につながり危険です。

2.車間距離をとる
路面が滑りやすくなっているため、前の車に追突しないよう車間距離は十分にとりましょう。車間距離の目安は晴天時の3倍です。例えば晴天時に時速40kmで走行する場合の車間距離は25mです。雪道の場合は3倍の75mが適切でしょう。また車間距離を十分にとることで路面状態を把握することができ、危険回避にも役立ちます。

3.「急」は禁止
急発進・急ハンドル・急スピード・急停止など「急」がつく運転は禁止です。路面が滑りやすくなっているため、スリップ事故を引き起こします。ゆっくり落ち着いて安全運転を心掛けましょう。

少し知識があるだけで雪道は安心して安全に運転することができます。事故を起こした場合、友人や恋人との楽しい思い出も色あせてしまうでしょう。せっかくの楽しい素敵な思い出も台無しです。しかし事故を起こさない雪道運転のコツを習得した今、何の心配もありません。安心して雪道ドライブに出発してください。

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古田昌也
専門家

古田昌也(整備士)

フルタ自動車鈑金 雪見店

高い技術で鈑金塗装修理を行うだけではなく、お客様の立場にたったサービスの提供を追及。職人気質な業界にサービス精神を取り入れ、お客様の役に立ちたいと考えている

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