やってみたら簡単!ヘッドランプの黄ばみ取り
こんにちは 岐阜市の自動車キズ・へこみ・板金修理専門工場
青いカンバンが特徴的なフルタ自動車鈑金(古田板金) 古田昌也 です。
風の強い日、何気なく車へ目をやってみると黄砂がびっしり・・・。車に乗っている人にとって黄砂は非常に気になりますし、ヘタな洗車をしてしまうと傷がついてしまうのも考えものです。実際、洗車前の下準備が不十分で細かい洗車傷だらけになってしまって、大事な車が傷ついてしまったことによって心にも傷を負った方は決して少なくないのではないのでしょうか?
今回は黄砂時期の洗車をどのタイミングで行うかを、特に洗車傷の目立ちやすい黒色の車のための洗車方法と平行して紹介したいと思います。
黄砂時期の洗車は要注意!どのタイミングで洗車する?
強風ととも中国の砂漠地帯から吹き込んでくる黄砂は、風量でその飛散量を見極めます。黄砂は一般的に、年中ずっと吹いています。中でも、偏西風がより強く吹く3月中旬あたりは花粉とともに飛んでくる傾向にあります。なので、年中いつも黄砂は吹いていると認識し、より黄砂の飛散しやすい風の強い時期には洗車をやめておきましょう。「車を綺麗にするつもりが、洗車傷がついて結局洗車しないほうが良かった」なんて事になったら悲しいですしね。
洗車のタイミングを見極めるための3つのチェックポイント
・黄砂の飛散量は多いか
・周囲の風はどれぐらい吹いているか
・1~3日後に雨が降らないか
これらのポイントは、黄砂の吹いている時期の洗車の重要なタイミングとなりますので注意してチェックします。また、黄砂情報は天気予報サイトなどでも確認することができるので、飛散時期を見極めながら洗車のタイミングを掴みましょう。
黒色の車オーナー必見!洗車傷を付けないための洗車方法
洗車時期のタイミングについてはご理解して頂けたと思います。では、次は傷が付かないようにするための洗車方法について紹介していきます。この手順で行うことで黄砂による洗車の傷は劇的に減らせますし、特に傷の目立ちやすい黒色の車も丁寧に洗うことが出来ます。砂による傷を付けないためにも、洗車をする際には下記の条件を守って実施しましょう。あまり晴れていても水や洗車の泡が乾きやすくなるので、天気が良すぎてもダメなところがミソです。
・天気は雨の降らない、曇りがちな日を選ぶこと
・強風が吹いていない日を選ぶこと
・1~3日後の天気が雨ではない日を選ぶこと
この条件を守るだけでも洗車の際の傷は減らせますし、黄砂によるダメージも抑えられます。後に紹介するコーティング剤のノリもかなり変わってくるのではないかと思います。
1.大量の水で車表面の砂を浮かせる
まず大切なのが、水をたっぷり使って表面の砂を除去するところから始めます。ボディ表面に浮いているモワモワした砂が付いたままスポンジでイキナリこするのはNGです。黄砂は砂=砂利=石なので、簡単に車のボディが傷ついてしまいます。
2.洗車用の粘土を使って、ボディ表面を徹底的に綺麗にする
カー用品店に売っている、車の表面の汚れを吸着する粘土を使ってペタペタと黄砂を除去します。これにより黄砂はもちろん車表面の鉄粉も除去することができ、表面のくすみを防ぎコーティングのかかりを良くします。
3.バケツに洗車用のシャンプーを入れホースの水圧でモコモコ泡
洗車用のシャンプーは、キャップ1杯程度で十分です。また、黄砂を吸着させやすいように泡立てるのですがこれはホースの水圧でバケツの中に水を流し込み、その時に泡立てるようにして水をためていきます。この泡を使用することで洗車の際の傷を最小限に防げます。
4.泡立てた沢山の泡をボディ表面にタップリと垂らす
そしたらスポンジでこする・・・・のではなく、次はバケツで作った泡をスポンジに染み込ませてボディ表面に垂らしていきます。こうする事で表面を泡で覆うことができ、より傷つきにくく出来ます。
5.スポンジで撫でるようにしながら洗う
そうしたら、いよいよスポンジで洗っていくのですが、この時もごく優しく洗っていきます。表面を撫でるようにして洗いましょう。間違っても強くこすってはダメです。汚れがとれているかどうか確認しながら、順番に洗っていきます。
1.ルーフ(屋根)
2.ボンネット、トランク、窓
3.ドア、サイド部分
4.サイド、フロントのスポイラー部分
以上の順番で洗っていくのがオススメです。コツは「地面に遠い順番から洗っていく」ことで、地面に近づくほど路面から巻き上げた砂利や砂を巻き込んで洗う事がなくなるからです。逆の順番から洗うと、スポンジに砂を含みやすくなるので傷の原因になります。気をつけましょう。
6.水を使って隅々まで洗い流す
最後に水を使うんですが、こちらもやはり高いところから流していきます。泡が固まるとその部分が汚れますし、傷の原因になりますからね。また、ドアやサイドミラーの付け根、ナンバープレートまわりなどは泡がたまりやすいので入念に洗い流していきます。最後は車の一番下あたりを流すようにして終わりです。
7.拭き上げを隅々まで行う
拭き上げを隅々まで行うことで、水が蒸発してウロコ状の模様になってしまうことも・・・。
ですので、水で濯いだクルマはさっと拭き上げを行います。拭き上げに使うものは3つに分けたりします。
最後に、スポイラー付近やホイールなど車の中で一番汚れやすい部分を拭き上げます。このように拭き上げの布を使い分けることでより効率よく綺麗な洗車ができます。