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齋藤健太郎

保険、資産運用、ライフプランをトータルでアドバイスするプロ

齋藤健太郎(さいとうけんたろう) / 保険コンサルタント

株式会社保険パートナー

コラム

高額療養費制度と限度額適用認定証

2018年6月15日 公開 / 2021年2月25日更新

テーマ:情報発信

コラムカテゴリ:お金・保険

こんにちは、スタッフの中前です。
皆様、入院や手術をして高額な医療費がかかったときに利用できる【高額療養費制度】があるのをご存知でしょうか?

高額療養費制度とは、1か月にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額を超えた部分が払い戻される制度です。
健康保険証を窓口で出すと通常3割負担になりますが、それでも医療費が高額になりその負担を軽減するために医療費の上限額を定めた制度です。
自己負担の上限額は所得と年齢に応じて決まりますが、平均的な所得の人であれば1か月の自己負担額は約8万円程度でよく、健康保険の加入者は誰でも利用できます。

しかし、あとから払い戻されるとはいえ一時的な支払いは大きな負担になります。
急な入院などでこれから高額な医療費がかかることが分かっている場合には、【限度額適用認定証】を利用する方法があります。
限度額適用認定証を病院の窓口に提示すれば、請求される医療費が高額医療制度の自己負担限度額までとなります。限度額適用認定証は加入している健康保険組合から発行してもらえます。限度額認定証を利用すると支払う医療費を減らすができ、あとから払い戻しを申請する手間もかかりません。医療費が高額となる場合には、高額療養費制度と限度額適用認定証を利用できることを知っておくともしもの時に安心ですね。

高額療養費制度はメリットが多く医療費の自己負担額を限定してくれる制度ですが、対象となる医療費は健康保険の適用となる医療費のみです。入院中の食事代、差額ベッド代、先進医療費などは対象外で全額自己負担が必要です。先進医療を利用する確率は低いかもしれませんが、いざというときは高額になってしまいます。

そんな時頼りになるのは医療保険です。
高額な先進医療に対応するために医療保険に特約を付ける方法がありますので、ご活用下さいね。

公的な保障と民間の保障をうまく組み合わせ、合理的な保障整備をお勧め致します。
詳細や個別相談は適宜お受けしておりますので、お気軽にお問合せくださいね。

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