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経営者や人事、管理職の方にとって
興味深いのではないかなと思う記事を見つけたので
共有いたします。
『若者が定着しない企業の二つの特徴
~心療内科医の視点から~』
https://medical.jiji.com/topics/3251
若者がすぐに会社を辞めるのはただ忍耐力がないから、
という理由だけではないということですね。
私は先日セルフ・キャリアドックの講習を受けたのですが、
その時に「人的資本経営」という言葉を知りました。
人材は資源(コスト)ではなく、資本であるという見方です。
資源は使うと消耗するものですが、
資本は価値が変動するものです。
どう扱うかによって資本が減ることもあれば伸びることもある。
そして、セルフ・キャリアドックとは
セルフ・キャリアドックとは、
企業がその人材育成ビジョン・方針に基づき、キャリアコンサルティング面談と
多様なキャリア研修などを組み合わせて、体系的・定期的に従業員の支援を実施し、
従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取組み、
また、そのための企業内の「仕組み」のことです。
引用元:「セルフ・キャリアドック」導入の方針と展開(P2) 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11800000-Shokugyounouryokukaihatsukyoku/0000192530.pdf
また、上でご紹介した記事の中にはこのように書かれています。
社員が気持ちよく働ける職場こそが収益をアップするカギだという認識です。
いわゆる健康経営は、単に病人を出さないようにしたり、
禁煙対策やメタボ対策を進めたりするというだけではなく、
働く人のウェルビーイングを目指すことです。
何だかややこしくなってきましたが、流れにするとこんな感じでしょうか。
従業員の健康を高める<Well-being(身体的、精神的、社会的に健康である状態)>
→従業員エンゲージメント(従業員の企業への信頼、貢献意欲)が高まる
→企業価値が高まる
セルフ・キャリアドックは従業員のWell-beingを目指す手段のひとつです。
大切なのは働く人のWell-being。
それは企業の成長に欠かせないものです。
産業カウンセラーとして、キャリアコンサルタントとして
みんなが生き生きと働ける世の中を作るサポートをしていけたらと思います。