営業マンを見定める。
仕事を遊ぶ100歳!
私の長年のクライアントさんに「100歳の化粧品販売員」がいらっしゃいます。
堀野智子さんです。
100歳の今でも、某大手化粧品販売会社の営業社員として所属し、
顧問職や名誉職という訳でなく、一般の販売員というのだからすごい。
特別扱いなどなく、在籍要件を満たすための成績を今もクリアしています。
営業はやはり訪問が基本。元々車の運転免許が無いので今もバスとタクシーと徒歩でお客様を定期訪問。
月に一度の社員研修の場にも参加し、新商品も積極的に勉強しています。
「年々、お客様が亡くなられたり、介護施設に入居してしまったりで寂しい…」
とおっしゃる一方で、
「私を信頼して必要としてくれて、待っていてくれるお客様がいる限り、働きたい!」 「お客様が化粧品でキレイになってイキイキしてくれるのが一番の幸せ」
・・・・と、笑顔で力強く話されます。
最近、各メディアに引っ張りだこの堀野さんですが、
この日は、弊社に来社いただき、インタビューに答えていただき
約3時間、ほぼノンストップで話をして下さいました!
高齢になれば仕事をしている方は少なくなるわけですが、
定年後も働く人は増加しています。
働く理由は様々。
年金生活では生活費が足りない。
体や頭の一日のリズムを保つために。
他にやることもないから。
・・・などの理由があると思いますが、
「仕事が楽しい!」 「仕事が生きがい・やりがいだ!」 「社会に貢献したい!」
・・・と働く理由と意味を話せる人は常に前向きで、
「昔はよかった」的な話などほとんどありません。
100歳の堀野さんもそうです。
昔のエピソードや苦労話を話されますが、
話題のほとんどは、
「今」「今」「今」です。
仕事っていいですね。人間に与えられた素晴らしい娯楽だと思います。
仕事を遊べる高齢者
になりたいものです。