【不登校】2年連続約5万人増&11年連続の増加

高澤信也

高澤信也

テーマ:子育て


不登校などのデータが載った
最新情報(R5年度版)が
文科省から発表されています。
  ↓↓↓
文科省サイトはこちら





こんにちは。

自称、子どもの心の代弁者、
子育て感情トレーナーの
しにゃ先生こと高澤です。



上記URLより
データをご覧になったでしょうか。



不登校というと
周りの関心ごとは
「学校に行けるか行けないか」
が大半です。



そこに「識者」と呼ばれる
赤の他人が様々なことを述べる。



「学校が全てじゃない」
「行きたくない気持ちを
尊重してあげるべき」
「寄り添うことが大事」



最近流行りの言葉は
『多様性』



だからこんな意見も
散見されるのでしょう。



確かに学校が全てではないし、
意思の尊重も大事でしょうし、
本人の窮状を理解することも大切です。



だけど不登校当事者が
抱えている課題は
学校に行けるか行けないか
ではなく
^^^^^^

*人の中で
*人と協力し合いながら
*自分のタスクを担い
*周囲と調和して生きていく

ということが
できなくなっていること。



「不登校」という言葉は
本来は小中学生を指しますから、

この年齢だけを限定的に見れば
「学校に行く・行かない」は
大した問題に見えないかもしれません。



しかし、この課題が
未解決のまま年齢を重ね、
学齢期を過ぎ、相変わらず、、、

・人の中に入れず
・人と協力できず
・自分のタスクを担わず
・孤立して生きていく

という者が大勢いることを
知っていますか?



こうなると呼称が
「不登校」から
「ひきこもり」に移行します。



ちなみに不登校から
そのままひきこもりに
移行する率は60%を超える
と言われています。



不登校だった「子どもたち」が
当時の課題が解決できないまま
年を経て「大人」になり、

自分を肯定できず、
人とつながることもできず、
生きる目的も持てずにいる。



「学校が全てじゃない」
「『行きたくない気持ち』
を尊重すべき」
「寄り添いが大事」

蚊帳の外からそんな
美辞麗句を叫ぶ人たちは、
子どもたちに訪れている
こんな未来を肯定できるのでしょうか?



私は支援者である前に
一人の親です。



うちは現時点では
不登校ではありませんが、
もし、、、

・人の中に入れず
・人と協力もできず
・自分のタスクも担わず
・孤立して生きる

なんて状態になったら
絶対にそのままにはしておきません。



わが子が

*人の中で
*人と協力し合いながら
*自分のタスクを担い
*周囲と調和して生きていく

ことができるように
なるために全力を尽くします。



口が裂けても
「そのままでいいよ」
なんて言うことは決してありません。




不登校の議論が
「行くか・行かないか」
に堕していることが大半ですが、

当事者が抱えている課題は
表面的なものではないんです。



「まだ子どもだから」
ではなく、

今と、そしてこれから、

*人の中で
*人と共に
*自分の力を活かし
*幸せに生きていけるかどうか

がかかっている課題です。



それをできなくしている
「何かしら」
が解決すべき課題であり、

そこが解決すれば
登校を促さなくても
自然にできるようになるものです。



繰り返しになりますが、

*人の中で
*人と協力し合いながら
*自分のタスクを担い
*周囲と調和して生きていく

人間になっていける
ということです。



したがって大事な問いは

「どうしたら学校へ行けるか?」
ではなく、

「そもそも行く必要があるのか?」
でもなく、

★ーーーーーーーーーーー★
 彼/彼女を学校に行けなく
 している真の原因は何か?

 それはどうすれば
 解決していけるか?
★ーーーーーーーーーーー★



これからもここに
視点が当たらないままであれば、
不登校数は引き続き増加の一途を
辿ることでしょう。



学校に行くか否かという
浅薄な視点で物事を捉えず、

「子どもの意思を尊重せよ!」
なんて赤の他人が発する
迎合的な言葉に毒されることなく、

今だけでなく、
わが子が10年後も20年後も
幸せに生きていけることを願い、

せめて私たち親だけは
中長期的な視野を持って
それを応援できる大人でありたい



そう強く願っています。

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高澤信也
専門家

高澤信也(心理カウンセラー)

カウンセリングオフィス トリフォリ

「私が子どもをダメにしてしまう?」と心配なママ・パパへ 〜 “自分らしく“生きる子に育つ!子育て感情セラピーで親育ち&子育てをサポートしています。

高澤信也プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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