子どもの心の傷とその影響②
*この記事は当所発行メルマガから転記*
子育ての目的をご存じですか?
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・
こんばんは!
自称、子どもの心の代弁者!
子育て感情トレーナーの
しにゃ先生こと高澤です。
何かをするときに
目的は非常に大切です。
ズレたままでは
何をどう頑張っても
望む結果は得られません。
たとえばカーナビなら
福岡空港に行きたいのに
誤って北九州空港を目的地に
設定してしまったとき。
どれだけルートを変えても
行きたいところに着けません。
子育てに限らず
目的が定まって初めて
何をどうすればよいか?
のルートが決まりますから。
なのであちこちセミナーで
子育てのゴールを尋ねています。
回答のほとんどは
「◯◯な子に育ってほしい」
という望みが出てきます。
だけどその◯◯に
当てはまるものは
子育ての本質部分ではなく
親の価値観であることが大半。
価値観とは言ってみれば
その人独自の「好み」。
万人共通の正解ではありません。
だけど人はなぜかしら
好みに過ぎない価値観を
「正しい!」と捉えがちです。
さらに
「正しい!」と信じると
人にまで押し付けがちになる。
それをもっとも
喰らいがちなのが子どもです。
親の価値観と
子どもの素因が合っていれば
問題ないのですが、
ここに乖離があると
子どもは自分らしく
生きられなくなってしまいます。
たとえば
・勉強めっちゃ大事!な親
+
・元々知的好奇心が強い子
の組み合わせであれば
問題が起こるどころか
その子の学びは花開きやすい。
親子関係も良好に
保っていけるでしょうね。
ですが、
・勉強めっちゃ大事!な親
+
・頭じゃなく体動かすの大好き!な子
だったらどうなるでしょう。
勉強を押し付けるほど
この子は自分らしく生きられない。
押し付けが強まるほど
この子は自分の欲求を
抑圧せざるを得なくなる。
欲求を抑え込むと
同時に自分の感情まで
わからなくなる。
しかも
ネガティブ感情だけでなく
ポジティブ感情まで見失う。
自分の気持ちがわからない。
「本当にやりたいこと」
もわからなくなる。
これでは生きる気力なんて
湧くはずもなく、
『無気力』確定です。
でもそれでも
生きていかないといけない。
だから必死に自分の気分を
あげようと頑張る。
ネット見たり
ゲームしたりして。
でもそれはその場しのぎの
ストレス対処にすぎず、
自分の心が指し示す
『真のニーズ』
ではない。
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自分の心の求めが
わからないままであれば
どのように生きていけばいいか
なんてわかりようがない。
それは道に迷った人と同じ。
だからひどく不安になる
↓
だから指針が欲しくなる
↓
だから周りの人間に合わせる
↓
でもそれがうまくいっているか
どうかわからない
↓
ますます不安になる
「こうありたい!」
を見失って無気力になり、
見失ったままだから
人生の指針が持てなくて
不安になる。
まさに
『生きづらい』
状態です。
ところで、
小中学生の不登校の原因を
ご存知ですか?
文科省のデータによると、
驚くことにたった一つの要因が
ぶっちぎりの高率なんです。
それが
・
・
・
無気力・不安
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いじめでもなく
体罰でもなく
学業の遅れでもなく、
その要因一つだけで
50%を超えているんです。
人が無気力になるのは
自分独自の
「こうしたい!」
「こうありたい!」
を
・果たせないとき
・わからないとき
・見失ったとき
そして子どもが
自分独自の
「こうしたい!」
「こうありたい!」
を見失う原因の多くに
我々親による価値観の押し付けが
大きく絡んでいます。
そして自分独自の
生きる方針を見失った子が
不安に苛まれるのは必定です。
なぜならそれは
/
目的地の喪失
\
を意味するから。
どこに行けばいいのか
わからないままの人生は
不安極まりないことでしょう。
こんな話すると
ちょっと怖いですよね。
わが子にそんな生きづらさを
与えたい親御さんなんて
そもそもいないはずですから。
では何から手をつければいい?
それが今日のテーマ
↓
↓
↓
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目的地を正しく再設定する
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脳科学的に考えると
たった2つのものが育つと
子どもは自分らしく幸せに
生きていけるんです!
ということで
その2つの目的地は、、、
★=====★
①安全
②絆
★=====★
子どもが暮らす環境を
安全な居場所にする。
\わが家を安全基地に!/
これが何より大切です。
たとえ学校で傷ついても
我が家で修復できれば、
子どもは困難を“乗り越えて“
力強く生きていけます。
そしてもう一つの「絆」とは
「私は愛される価値がある」
「人は受け入れてくれる」
「周りは味方だ、仲間だ」
と信じられること。
我が子がこれを
芯から信じられるように
私たち親はかかわるということです。
この2つを子どもの心に
インストールするために
私たち親にとって必要不可欠な
ものが、、、
★夫婦(両親)がバッテリーを組む
子どもにとっての両親が
互いに協力するということです。
両親の関係性の良し悪しは
子どもの心にダイレクトに
影響を及ぼします。
我が家が
*安全で
*絆がある
環境であれば
子どもは無気力にはなりませんから。
では今日のおまとめです。
①両親(夫婦)が協力関係を築く
↓
②わが家を
★安全で
★絆で結ばれた
安全基地に仕立てていく
↓
③子どもの心に
★安全
★絆
の感覚が育っていく
↓
④その子は自分らしく
生きていくことができる
もちろんそのとき
その子は自分自身の
*感情
*欲求(本当にやりたいこと)
がわかっているから
ストレスはあっても
生きづらいなんてことはない!
ってことです。
すごくシンプルでしょ?
子育てに悩むその前に
まずは大人同士の夫婦関係を
より良くしていけばいいだけ♪
と言いたいところですが、
子育てに悩む親御さんの多くが
夫婦関係の問題を抱えています。
子どもたちの幸せのために
ここをどうにかしたいところです。
なので今月はどこかで
夫婦関係をテーマにした
セミナー開きましょうかね。
たぶん会員さん以外の方に
こんなの話すの初だと思います。
子育てにも直結する
大切なテーマですから、
一回やってみようかな?
実施するときは
追ってお知らせしますね。
では今日はここまで!