悩み「実の親だけど頼れない」
*この記事は当所の公式ブログより転記*
自称、子どもの心の代弁者!
子育て感情トレーナーの
しにゃ先生です。
今日の記事は
ちょっとばかりシビアな
内容を書いています。
「子育て絶対良くする!」
「子どもに私と同じ苦しみをさせない!」
「世代関連鎖は私の代で断ち切る!」
そういった覚悟と想いが
ある方だけに届けたい内容です。
したがって反対に
「問題あるのは子どものほう」
「子どもに苦しめられている」
「子どもに変わってほしい」
という方は以下の内容は
お読みにならないことを
強くお勧めします。
上記のことを踏まえ、
以下本文です。
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・
・
親としての自分を
自己採点すると何点ですか?」
セミナー等で親御さんたちに
この質問をすると、
・よくて50点
・ほとんどは20〜30点
・中にはマイナス◯点
といった答えが
返ってきます。
私のお師匠さまは
このことについて
こうおっしゃいました。
多くの人は親に
『なること』
はできる。
しかし親で
『あること』
は非常に困難である。
結婚の有無を問わず
出産のプロセスを経た人
(パートナー含む)であれば、
確かに「親になる」
ことはできます。
しかしそれは
「親である」、
言い換えれば
「親の仕事を果たしている」
とイコールではありません。
では何がどうであれば
「親である」
に到達できるのでしょう?
それを仏教の
『因果の道理』
に則って伝えします。
因果の道理とは
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【善因善果】
良い種(原因)を蒔けば
良い実(結果)がなる。
【悪因悪果】
悪い種を蒔けば
悪い実がなる。
【自因自果】
自分が蒔いた種が
そのまま実としてなる。
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という至極シンプルで
当たり前の法則のこと。
ここで
子育ての悩みとして
訴えられることの多い
「親の言うことを聞かない」
そもそも子どもは
「親の言うことを聞かない」
のではなく、
「自分がしたいようにしたい」
だけなんですが、
大切な話にすら
耳を貸さない態度が顕著だと
さすがに困りもの。
これは親からすると
「悪い実(結果)」
にあたります。
だからこその
悩みということです。
そしてここが
*「親である」に向かうのか
*それとも逆行するのか
の分岐点。
前者に至るには
この問いを自分自身に
問わねばなりません。
・
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親の声に耳を貸さない
という『悪い実』は、
私がどんな『悪い種』を
蒔いてきたからだろう?
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これは
*自分と向き合う
という作業ですから
かなりしんどいです。
だけど
向き合うからこそ、、、
自分が蒔いた
『悪い種』
の正体が判明する
↓
だから改善できる
↓
だからこの先では
『良い種』
を蒔いていける
↓
だから徐々に
『良い実』
が実りはじめる
その一方で
逆行するとどうなるか。
親の言うことを
聞かないのが悩み
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「あの子のせい」
「あの子が変わるべき」
という前提
↓
この前提がすでに
子どもを悪者扱いという
『悪い種』
↓
この『悪い種』が
・親子関係のこじれ
・子どもの傷つき
という『悪い実』を作る
これが
【悪因悪果】
自分が望まない実が
なったのは、
その実がなる種を
自分が蒔いていたから
これが
【自因自果】
つまり悪い結末を
作り出したのは
他ならぬ自分・・・
ということです。
これは多くの方にとって
耳の痛い話でしょうし、
目を逸らしたくなるし、
受け容れがたくもあるでしょう。
実際、昔の私なんて
そんなの微塵も受容できずに
自分の不遇をほぼすべて
・親のせい
・周りの誰かのせい
・社会のせい
と責任転嫁していました。
この生き方を
「悪いあの人、可哀想な私」
と言います。
この生き方は
その場しのぎの慰め
にはなっても、
自分の苦を他の誰かの
せいにしたところで
現実は一ミリも変わらない。
その結果苦しむのは
他でもない自分自身だけ、
ということです。
それどころか
変わってくれない相手に
恨みの念を抱きかねず、
この念が次の
『悪い種』となって
『悪い実』を増産していく。
完全な悪循環です。
この因果の道理、
とても耳は痛いけれど、
それを糧としてこれからの
方向性を変えていけたら、
それはすでに
★真の親になる道
を歩み始めた状態。
そしてそれが
★自分の生きやすさ
★子どもの幸せ
につながっていく。
だからこそ
親となった全ての方に
一度腹をくくって
この問いと向き合ってほしいと
心から願っています。
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・
・
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「わが子の不適切な言動」
という『悪い実』は、
「私」がどんな『悪い種』
を蒔いてきたからだろう?
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一見つらそうですが、
実はこの問いを活用できるほど
どんどん楽になるんです。
なぜなら自分が
☆改善していける!
☆成長していける!
から。
ただ、最初の一歩が
非常に困難でしんどい。
なぜなら自分で自分を欺く
「自己欺瞞(じこぎまん)」
が高確率で発動して、
*自分の「大変(可哀想)なところ」
*相手の「悪いところ」
に“だけ“フォーカスを
当ててしまうから。
特に過去の私同様
責任転嫁ぐせが強い人ほど
ここを乗り越えるのが大変。
実際、これまでには
この壁を乗り越えられず、
支援関係を解消した方も
少数ですがおられました。
もちろん
誰が何に取り組むかは
本人の自由ですから、
これは「良くない」という
ことを意味していません。
ただ、、、
☆わが子の幸せとか
☆しあわせ家族とか
☆胸を張って子育て
という未来を
本気で創りたいなら
ここは避けて通れない!
ということです。
でも一人じゃ無理。
仲間がいないと無理。
それ以前に
自分で自分をある程度
安定させられる状態に
なっていないと全然無理。
だから
子育て感情トレーニングの
受講生のみんなには
①仲間の中に身を置く
②自分で自分を安定させる
③自分のあり方を見直す
④子育てをより良く変えていく
というステップを
踏んでもらってます。
今は会員さん限定ですが
先々では対象を限定せず
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/
本気で
「真の親になりたい!」
親限定の集まり
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を創って育てて広めて
いきたいと思ってます!
やる側も
一人じゃできないし、
かなりの覚悟も必要ですね。
仲間増やして!
いっちょ気合い入れて!
やりますわ<(`・ω・´)
できることなら、
回復した会員さんたちに
サポート側になってもらって
ともに歩んで行けたら最高だな♪