子どもの心の傷とその影響②
この記事は自分のアメブロからの転記です。
子育て中の
イライラ、怒りに
振り回されていませんか？
子育てに限らず
度重なる怒りは脳血管や
心臓にダメージを与え、
寿命を10年縮めると言われます。
また、親から度々
怒りをぶつけられた子どもは、
＊人間不信
＊低い自己肯定感
＊感情調整の困難さ
＊衝動制御の困難さ
＊人間関係構築力の脆弱さ
＊潜在能力発達が阻害
などなどいろんな
負の影響が出ることが
わかっています。
子どもの心の発達にとって
何より大切なものは、、、
★安全
★絆
の2つです。
これらを育めないような
環境（子育て）のことを
＊マルトリートメント
と呼びます。
日本語では
＊不適切な養育
です。
この2つが得られず
大きく損傷された結果が・・・
────
トラウマ
────
です。
子どもに
怒りをぶつけることの
怖いところは、
先に挙げたような影響が
すぐには目に見えず、
時間を経て現れること。
たとえば子どもの頃から
親に怒りをぷつけられることが
多かったマキさん。
怒られることが
つらいし怖いから、
いつも親の顔色を伺う
生き方を続けていました。
すると親は気づけません。
わが子が無理な生き方を
していることに。
マキさんは最初こそ
親の顔色だけ伺っていましたが、
そのうち他の人の顔色まで
伺うようになりました。
「人は私をどう見てるだろう？」
「悪く思われてないかな？」
「嫌われてないかな？」
そうやって
人の顔色に怯えながら
生きていくうちに、
人の欲求や感情にばかり
目を向ける癖が身につき、
その結果自分自身の
＊欲求
＊感情
がよくわからなく
なってしまいました。
漠然としんどい感覚こそ
感じていたマキさんですが、
自分がひどく生きづらいと
気づいたのは20代後半。
＊人からの批判に過剰に怯える
＊他者評価にひどく囚われる
＊自分の意見が言えない
＊不当な扱いにノーが言えない
＊不快な感情にしょっちゅう襲われる
＊「ダメな私」が拭えない
etc.
それだけでもしんどいのに、
その後のマキさんは
●自分がされてつらかったこと
をそのままわが子に
してしまう親になりました。
絶対にそんなふうに
なりたくなかったのに。。。
「私は親失格」
「子どもを傷つけてばっかり」
「生きてるだけでしんどい…」
と当時は絶望していました。
（今は元気にやってますよ。
うちの子最高！なんて言いながら）
大切なわが子が
もしも長い時間を経て
マキさんと同じ状態に
なると仮定したとき、
あなたはそれを
「よし」
とできますか？
私はわが子が
こんな未来を生きることを
絶対に許容したくありません。
だからこそ私たち親は
『怒りのコントロール力』
が本当に必要で大切なんです。
だけどその術を持たず、
反射的に怒りをわが子に
ぶつけつづけることは、
言い換えれば
わが子に生きづらさの地雷を
埋め込んでいるも同じ。
「そんなことは避けたい！」
「子どもにはこれから先も
幸せに生きていってほしい！」
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