子どもの不適切な行動はこれで解決!

高澤信也

高澤信也

テーマ:子育て


こんにちは。
子育て感情トレーナーの高澤信也です。



新年度で大人も子どもも
環境が大きく変わるこの時期。



その分子どもたちも不安定になって
やらかしあたりが増えるかもですね。



さて、
親の大きなストレス要因に

*子どもの不適切な行動

があります。



・言うこと聞かない
・約束破る
・嘘をつく
・「やっちゃダメ」なことをする
・自己中
などなど



こんなとき
どう対処していますか?



「まだ子どもだから」
と全スルーの方もいれば、

「ならぬものはならぬ!」
と腹を立てて一喝!
という方もいるかもしれませんね。



ちなみにわが家では
必要に応じて後者を
使うことあります。



ですが、
たとえ子どもであっても
人間が選択する行動には必ず

*目的

というものがあります。



それに気づいた上で
子どもに関わったほうが
望ましい結果をもたらせる
可能性が上がると思います。



ということで今回のテーマは



★子どもの現状に気づいて
 関わりを変えていこう!


です。



注記)年齢的には幼児?思春期前期
くらいのお子さんの親御さんを想定して
書いています。




─────────────
■子どもがそれが不適切と知らない
─────────────

たとえばテーブルの端に
ジュースを置いているとします。



それに腕が当たって
ジュースがこぼれたとします。



親目線からすれば
「言わんでもわかろーもん!」
と言いたいところではないでしょうか。



ですが、子どもによっては
ジュースをテーブルの端に置くことを
「不適切」
と知らない子もいるものです。



ジュースに限らず
もしもわが子が
「その行動は不適切なんだ」
と知らないなら







「それは不適切なんですよ」
とやんわり教えてあげる。



知らないことは
罪ではありません。



まずは知ってもらう。

それを繰り返して
覚えてもらう。



まずはここからです。




─────────────
■不適切と知っているが
 どうすれば適切な行動が
 取れるのかわからない
─────────────

たとえば子どもが
チャンネル権を独占。



それが良くないと知っているが、
「観たいものは観たい!」
に打ち勝つことができない。



そんなときは
代わりになる適切な行動
(代替策)を教える。



建設的な代替策は
家族みんなのニーズを
出し合って話し合うこと。



「してもらいたいこと」
「してほしくないこと」
をみんなで出し合って話し合う
ことを家族会議と呼びます。



その話し合いの目的は

*子ども“だけ“の幸せ
 ではなく
*みんなの幸せ

を実現すること。



それだけでなく、
「みんな幸せ」の実現のために

*自分にできること

を考え、実践できる人間に
子どもになってもらうこと。



親の大切な仕事に
●子どもを社会へ送り出す
というものがあります。



「みんなの幸せ」のために
「自分にできること」を
実践できるようにしていくことは
大切な親の仕事だと思っています。



ここでのポイントは
みんなの中には必ず
『自分』
も入れておくこと。



自己犠牲にならず、
身勝手にもならず。



とても大切なポイントです。




─────────────
■自分の行動が不適切と知っていて、
 適切な代替行動も知っているけど、
 適切な行動をしても望む結果が得られないとき
─────────────

この段階に入ると
様相がさっきの2つとは
大きく異なってきます。



この状態に陥っているなら、
その子はすでに勇気をくじかれ、
臆病になっている可能性があります。



「自分には大変すぎる」
「どうせ失敗する」
などと信じ込んでいる結果、
不適切な行動に走る。



そんな状態です。



たとえば、
その子は本当は親に
褒めて欲しいとします。



だけど、
・家のお手伝いをしても
・宿題頑張っても
褒めてもらえない。



それどころか
不完全な部分を指摘される。



「茶碗洗うならもうちょっと
きれいに洗いーよ!」
みたいに。



こんなことが日々繰り返され、
その子は何かを頑張ろうとする
勇気が徐々にくじかれていきます。



そして気づけば
チャレンジを恐れるように
なってしまうわけです。



しかし!
心配することなかれ!



児童期くらいまでなら
あることだけやれば十分です。



それは








★子どものいいとこに注目しよう!




「悪いところを治す」
という矯正教育の視点ではなく、

「いいとこを伸ばす」
の成長重視の視点です。



子どもにあるいいとこに
目が向いているとき、
そこには

*肯定的関心

というものが存在しています。



子どもはこの肯定的関心によって
心が豊かに育まれます。



そこに親の目が向くほど
子どもの不適切行動は自然と
減っていくものです。



それだけでなく

*自己肯定感アップ
*つながり度アップ
*可愛らしさアップ

なんておまけまでついてきて
一石数鳥です♪



特に

*周りの幸せに貢献

している行動は遠慮なく
肯定的関心を向けてあげてください!



但し自己犠牲に陥らない工夫も
同時にしてあげてくださいね。




─────────────
■さいごに
─────────────

親や周りの人からの
肯定的な関心によって
子どもたちの勇気は育まれます。



特に小さいうちは効果的です。



・認める・褒める
・笑顔
・優しい言葉
・導く・ガイドする
・気にかける
・スキンシップ
・話を聴く
・一緒に遊ぶ
などなど



子どもの心にはこんなのが
たくさんたくさん必要です。



でもこれって
大人も一緒ですよね。



私たち親が子どもに
肯定的な関心を向けることが
できるようになるためには、
まず私たちが、、、







肯定的関心を

☆自分自身に向ける
☆くれる人から受け取る

が先なはず。



親のあなたの心を先に
満たしてあげてください!



子どもに与えるのは
それからで間に合います。

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高澤信也
専門家

高澤信也(心理カウンセラー)

カウンセリングオフィス トリフォリ

「私が子どもをダメにしてしまう?」と心配なママ・パパへ 〜 “自分らしく“生きる子に育つ!子育て感情セラピーで親育ち&子育てをサポートしています。

高澤信也プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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