なぜ親が無力さを受容するほどわが子の問題が解決するのか?
こんにちは。
トリフォリの高澤です。
昨日は月1回開催している
会員さん限定のグループセラピーでした。
主なテーマは
「自己受容」(自分を好きになる)
そこでは、
人が自分を受け容れられない仕組みを共有。
みんなから出た言葉は
「自分を好きなるのは難しい…」でした。
なぜ自分を好きになれない?
物とは違って買い替えのきかない自分を
嫌いなままだと生きていく上でとても不便です。
替えがきかない以上、それを受け容れ、
活用していくしか道はありません。
なのにその自分が好きになれない…。
人は一般的に、自分には欠点があり、
だから好きになれない…と思っている
ことが多いのではないでしょうか。
でも、たとえば私の場合だと、、、
*カリスマでもなんでもない平凡な支援者
*私のことを嫌いな人も苦手な人もいる
*たいした学歴がない
*能力も百人並み
*失敗なんて日常茶飯事
*容姿なんて残念すぎる状態…
という欠点(劣等感)がありますが、
その自分のこと、そこそこ好きなんです^^
ということは、欠点があるから人は自分を
好きになれないというわけではなさそうです。
さっきの私の例の場合、
もしも心の奥底で、、、
*誰からも尊敬され、称賛されること
*万人から愛されること
*誰よりも有能であり、特別であること
*絶対に失敗をおかさないこと
なんてことを理想に据えていたらどうでしょう。
はい。あっという間に
「今の自分なんて、大嫌いだーー!」
になってしまいます。
実は私たちは、現実の自分に欠点や
不足があるから自分を受け容れられない
わけではありません。
その裏に理想(目標)があると、
しかもその理想(目標)が高ければ高いほど、
非現実的であればあるほど、正比例して
「自分が嫌い!」も強まる…という仕組みです。
理想(目標)は大切ですが、
まず現実の自分を受け容れること。
もっといえば今の自分を好きになること。
そこから始めてみることはとても大切。
そこを土台に現実的な目標を設定し、
そこに向かって歩んでいく。
それはとても素晴らしく、
尊いことだと私は思います。
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