- お電話での
お問い合わせ - 092-401-7054
松本直樹プロのご紹介
歴史が刻まれた建物の価値を生かし、現代に合った新たな魅力を創出(1/3)
古い建物のリノベーションやコンバージョンを手掛け、補助金を活用した空き家の改修も
「長きにわたり歴史を紡いできた建物には、かけがえのない価値があります。命を吹き込むことで、新たな魅力を今の時代に提示したい」と話すのは、「松本再生建築研究所」の松本直樹さん。古い建物のリノベーション(改修)やコンバージョン(用途変更)に力を入れています。
例えば、親から相続した築60年以上の実家を、オーナーが8年間手を付けられずにいたケース。
「なぜ空き家が発生するかと言うと、売却するにも家財道具の処分や、家屋解体、測量などに、お金がかかるからです。立地に恵まれた土地でない限り、売却益は少額となることが多いんです」
松本さんは、ひとり親世帯や高齢者、障がい者など要配慮者に向けて住まいを提供する、住宅セーフティーネット制度への登録で、オーナーの費用負担を和らげることを発案。改修にあたって受給できる補助金と、金融機関からの融資で資金計画を立て、補助金申請のサポートや銀行の紹介も行いました。
「固定資産税や電気や水道の基本料金など、毎年手出しがあったのが、今後は家賃収入を得ることができるようになります。無人だった家に人が住むことで、周囲の環境も向上するでしょう。住宅セーフティーネット制度での戸建ての登録はあまり例がなく、視察に来られた方もいます」
設計施工にあたっては、耐震補強を行い、内装は自然光を取り入れて明るく、住む人の好みに染められるようシンプルに仕上げました。
「制度を利用して入居されるのは、さまざまな事情を抱えた方たちです。ここからもう一度がんばっていこうと思えるような空間を目指しました」
<次ページへ続く>
松本直樹プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。