子どもが変わる!!運動の効果で 支援学級から普通学級へ
先日私のS.パワー☆キッズプログラムの研修を受けた方からのご紹介で、発達障がいのお子さんをお持ちの方のご相談を受けました。最近N○Kの情報番組等でも頻繁に取り上げられていることでも感じておりましたが、その相談の中でも最近発達障がいの子ども達が増えていること、そしてグレーゾーンと言われている子どもがかなり多く、しかも専門家からの対応は「様子を見ましょう。」という感じで、不安を抱えたまま時を過ごしている保護者が多く存在していることを知りました。
【集中できない理由】
集中する・集中できるためには、まずコンディションがとても重要です。多くの皆さんも経験あると思いますが発熱・腹痛等の体調不良や心配事や悩みなど心の問題を抱えている時などは当然集中できる状態ではありません。ましては常に頭の中でザワザワとノイズが発生したり、耳から外部の雑音が大きく聞こえたりしていたらどうでしょう。やる気が足りないとか意欲を出せとかガンバリなさい!!等言われても到底無理な話です。個人個人の症状は様々ですが、彼らの根気がないとか親のしつけが悪いのではなく脳の機能的なものなのです。
【グレーゾーンと言われる子ども】
小学3年生のA君は授業中、先生の話も聞けずノートも取れず時間内にも関わらず何度も何度もトイレに行ったり保健室で過ごしたりの授業放棄状態と化していました。当然テストの結果も良くなく専門機関で検査してもらったところ発達障がいのグレーゾーンでした。彼の頭の中でもザワザワとノイズが発生している状態で授業を集中してなどとてもできる状態ではありませんでした。そんな彼でしたが6年生になった今では成績も良くなり学校のテストでも90点以上取れるようになっているのです。
【A君の変化】
小学3年生でS.パワー☆キッズプログラムに参加した当初のA君は運動プログラム直後の学習プログラムでもボ~としている時間が多く何度も何度も声掛けしていました。
そんな彼がやがて1時間もの間集中して学習に取り組めるように変わってきました。しかも性格は穏やかで年下の子ども達にも優しく接することが出来、殆どのスポーツをこなせるくらい運動も良くできるようになってきたのです。
【集中できるようになった理由】
なぜA君がこのように変わったのか?それは彼の頭の中のザワザワとしたノイズを抑えることができてきているからです。その方法は運動です。S.パワー☆キッズプログラムの運動プログラムには様々な運動メニューを取り入れていますので(例スピード系トレーニング等)効果は得やすく、それによりザワザワしたノイズを無くしドーパミン等の集中できるための脳内物質の影響を受けられるようになったからです。また運動直後が最も学習に適しており、・理解力・思考力・記憶力等の認知機能も向上しています。このようなことは最新脳科学研究においても立証されています。(参考図書 一流の頭脳・脳を鍛えるには運動しかない)
【今、子どもさんの生活・学習習慣等で課題を抱えてる保護者の皆さんへ】
多くの子ども達は意欲を持ちガンバリたいと思っています。ただなかなか上手くいきません。それはその様な子ども達が悪いのではなく脳機能の問題が一因と考えられます。
でもそれらは運動する事で多くが改善されます。
課題解決はできます。そのために重要なのは運動の質や量そして継続です。
※子どもの運動と脳、学習に関する最新情報提供や親子で楽しく参加できる
『ふれあい親子運動プログラム』を開催しています。
6月9日・16日(土)10時半~12時 若松区体育館
お問い合わせ・お申し込みはメールで info@npo-sf.com
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