注意欠陥多動性障がい(ADHD)

山崎憲治

山崎憲治

テーマ:発達障がい



上記文章は6年時

【発達障がい】
小学4年生の男の子が勉強が苦手と言う事で、私達が運営する学習サポートセンターへ入会してきました。かけ算九九もままならない状態ですから、当然割り算どころではなく足し算、引き算もとにかく計算ができません。本人にとっては学習はこの上なく面白みがなく欠席も多いので中々進みません。出席しても全く集中力と体力そしてやる気がありませんでした。姿勢も悪く注意をしても、直ぐにだるそうに机に突っ伏してしまう状態でした。そしていつも消しゴムを触って指先を動かしてる様な感じも見受けられました。

【多動性障害?】
ある日彼が忘れ物をして帰ったのです。それは沢山のクリップとそれを引き延ばした多くのクリップ。それを見た時に私たちは思ったのです。『多動性障害?』
後日その男の子と話をすると本人の口から「多動性障害」と告げられたのです。
それならと言うことで保護者の方と相談の上早速『S.パワー☆キッズプログラム』に参加することになりました。

【効果】
実は何人も発達障がいの子ども達が『S.パワー☆キッズプログラム』参加して効果を上げていました。多動性障がい・学習障がい・情緒障がい等。
私は支援学級の子ども達対象にした教室で指導もしていますが、専門機関ではないので敢えて発達障がいの子ども達への効果は謳っていませんが。

上記の男の子もプログラムに参加後、他の子ども達より強度の運動を施したことで体力上昇に伴い集中力が増し、比例して学力が向上していきました。小学校卒業間際にはしっかり基礎学力を身に付け小学生の苦手な割合や速さ、単位量等の問題も自分で読んで考えて解けるようになって卒業していきました。

【最後に】
入会時に発達障がいのことについて保護者の方達は触れていません。
プログラムに参加して子ども達の様子が好転して実は・・・・
と初めて障がいを指摘されていたことを話して下さいます。
私たちも、もっと早く最初から分かっていれば・・・・
と思いますがそれは諸事情ですから。

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山崎憲治
専門家

山崎憲治(教育アドバイザー)

firstball

独自開発の運動プログラムや学習プログラムで運動能力を伸し、やる気や集中力、脳の認知機能(理解・判断・記憶・思考等)を高めて学習することで学力も向上する文武両道実現。心身共に子どもの健やかな成長を育む。

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