部活問題

山崎憲治

山崎憲治

テーマ:子ども

【部活問題】
昨日、2016.12.13の西日本新聞1面に掲載されていた部活に関する記事の中で
教員の負担の一つである「専門知識を持たない教員が顧問を務めるケースが多く
教員の長時間労働の原因にもなっている」このような状況の解決策の一案として浮上してきている『総合型地域スポーツクラブ』との連携等について北九州市では2008年度から部活活性化検討委員会(現部活の在り方検討委員会)立ち上げ、この問題について検討なされています。



【中学校部活と総合型地域スポーツクラブの連携】
私達は2003年サンシャインスポーツクラブを設立し北九州市スポーツ少年団に加盟しました。その後2006年に北九州市等の協力を得て市内で5番目、若松区で初となる総合型地域スポーツクラブ『若松サンシャインスポーツクラブ』へと移行し、主に地域の中で行われていないスポーツ活動を導入する計画を立てました。理由は地域の子ども達がやりたくてもそのスポーツ活動がなされてなく、遠方まで通わざるを得なかったからです。その種目の一つがバトミントンです。
バドミントンは生涯スポーツとしても人気が高く北九州市内ではとても盛んで、競技人口も多いのですが、専門性もありこの地域の中学校での部活動はありませんでした。
8年くらい前から地域の中学校も『若松サンシャインスポーツクラブ』でのバドミントン活動を部活動と認め中体連の大会にも参加できるようになりました。
中学生徒達は、バドミントン協会会員の方達からの専門的な指導が受けられ、会場も北九州市の協力で市立若松体育館に4面のバドミントンコートを年間計画で利用させてもらえ、大会も中体連主催の大会・バドミントン協会主催の大会と両方に参加することができ環境的に整っているのではと思えます。

【期待できる連携の効果】
子ども・・・・・・・・・・ ・専門指導が受けられる。
             ・週2回の練習参加で放課後の時間にゆとりができる。
             ・学業成績との両立が図りやすくなる。
                   
                                              等

教師・・・・・・・・・・・・ ・専門指導をしたい教師はしっかりできる。
             ・専門外指導の負担減により精神的・肉体的・時間的負担が
              軽減される。
             ・教科研究・授業準備が教科担任としての仕事に時間を割くこ   
とができ指導の質の向上が期待できる。
                                                 等

保護者・・・・・・・・・・・ ・日常の送迎や車だしの負担軽減。
              ・家族として家庭での平日や週末の時間が増える。
              ・親子の会話が増やせ子どもの様子がわかりやすくなる。
                                                  等

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山崎憲治
専門家

山崎憲治(教育アドバイザー)

firstball

独自開発の運動プログラムや学習プログラムで運動能力を伸し、やる気や集中力、脳の認知機能(理解・判断・記憶・思考等)を高めて学習することで学力も向上する文武両道実現。心身共に子どもの健やかな成長を育む。

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