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偏光レンズや曇りにくいレンズにシミができた?

豊福祐史

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テーマ:知っておくべきレンズの話

取扱いに注意しないといけないレンズやフレームがあります。

今回は、偏光レンズや曇りにくいレンズについて。

レンズのコーティング

プラスチックレンズは表面をコーティングによって覆われており、
通常、基材⇒ハードコート⇒ハードコート以外のマルチコートという感じに
コーティングされてます。

プラスチックレンズは、そのままだと、傷つきやすいため、
ハードコートによって保護されてます。

ただ、このハードコートだけでは、まだ傷がつきやすいため、
さらに複数のコーティングを施すことで、
『耐傷』『撥水』『反射防止』『透明度』などの機能が付与されます。

コーティングによって価格が変わるのは、
こういった機能の差によります。

プラスチックレンズが傷つきやすいという印象を今でも持っている方がおられますが、
それはハードコートだけ、もしくはコーティングがないレンズのことを言っている場合が多く、
価格的には安価ではあるだろうけど、おすすめはしないです。

コーティングによってはシミができる

この染み込みを防止するため、『撥水』コートがあります。

水分がしみこまないプラスチックもありますけど、
『撥水』コートがないプラスチックレンズは、
『撥水』と『防汚』に弱いため、シミができるということになります。

くもりにくい『防曇』コートは、『撥水』コートと性質が逆になります。
『防曇』コートの上に、『撥水』コートを付与すれば『防曇』の意味がなくなります。
逆に、『撥水』コートの上に、『防曇』コートを付与すれば『撥水』の意味がなくなります。

つまり、同時に付与することが難しくなります。

今後、両方の機能を備えたコーティングが出るとは思いますが、
現状では、『防曇』コートのレンズは水分が付いたら、すぐに拭く習慣をつけた方が良いです。

偏光レンズの偏光について

偏光レンズには、偏光膜またはコーティングで付与する方法がありますが、
通常、偏光膜を使った方法が主流と思います。

偏光膜を使う場合、レンズの中に挟み込むような構造となり、
これが丸レンズの状態では、仮に偏光膜の端がすべてプラスチック素材で覆われたとしても、
レンズを削った際、目視ではわからなくても、コバの部分が
サンドイッチ状態になっていると思います

水が入った程度では問題ないものの、超音波洗浄機などを用いた際、
水が入り込む場合があります。

購入した店以外、もしくは自宅で、超音波洗浄機をかけて洗った場合、
レンズの間に水が入り込み、時間が経った後に、シミができます。

偏光膜を使った偏光メガネを使用している場合は、
超音波洗浄機の使用に注意してください。

まとめ

結論として、防曇コートは水分が付着したら、すぐに拭く習慣を。
偏光膜を使った偏光レンズについては、超音波洗浄機の使用に注意してください。

超音波洗浄機にかけて、シミができた場合、洗浄した店も、購入した店も、
責任はないと思います。

というのが、超音波洗浄機をかける際に、
お客様から言ってもらわないと、判別できないからです。

ただ、購入した店が説明していなかった場合は、
それは購入した店の責任なので、きちんと説明を受けていただければ。

次は『視線を動かしづらい人のための短累進?』について

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専門家

豊福祐史(眼鏡小売店)

株式会社とらや眼鏡店 メガネのとらやG-room

顧客の要望や好み、ライフスタイルに合った納得の眼鏡をお勧めしています。仕入れでは、フレームのデザインはもちろん、細かい点までもチェック。視力測定や加工などは、国家資格の1級眼鏡作製技能士が対応します。

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