自覚検査と他覚検査の違い
新しいメガネを買ったら、前のメガネはどうしていますか?
自分は格安のメガネであっても、もったいないなと思う方なので、
どうやったら活用できるかを考えます。
特に作りが丈夫なハイブランドはなおさら。
もちろん、壊れてたり、使いようがない場合は、廃棄しますけど。
前のメガネの活用
前のメガネの活用としては、簡単に4パターンがあると思います。
①そのまま使う
②新しいメガネと同じ度数のレンズを入れ替える
③サングラスや近く用など、用途に合わせて別のレンズに入れ替える
④予備として使う
この中で、①のそのまま使うのは、
度数が変わっているのに、どうして使えるのかなと、
一番疑問に思われると思います。
前のメガネをそのまま使う場合
度数が変わっても、前のメガネをそのまま使うためには、
必ず、眼鏡店に、『どのような用途なら使えますか?』と、
聞いてください。
新しいメガネとの度数差や年齢、状態などを確認することで、
どの用途に使用するのが良いかがわかります。
親切な眼鏡店なら、『このメガネは●●の場合に使えるので』
『この場合に使用するなら、新しいメガネを使うよりも疲れにくいと思います』
と、提案してくれると思います。
ただ、『どの用途にも合わない』『レンズコーティングが剥がれている』
『フレームが弱すぎる』など、
場合によっては、全く使えないこともあります。
新しいメガネと同じ度数を入れる場合
新しいメガネと同じ度数を入れるメリットとしては、
服などによって、掛け替えができます。
メガネは一般医療機器ということ以外に、ファッションである面もあります。
海外でメガネが『アイウェア』と呼ばれる理由もここにあり、
服と同じ感覚の方も多くおられます。
作りが良いハイブランドフレームになると、
5年以上にわたって使っている方もおられ、
中には20年以上のフレームにレンズを入れ替えたこともあります。
長年使うなら、価格よりも、
作りや丈夫さなどを加味したコスパを考えた方が良い場合もあります。
ファッションという観点からなら、
個人的には、安いメガネを多く所持することも一つの手段であるとは思います。
ただし、それだと、長い目で見ると、最終的にハイブランドで揃える方が安い場合も。
サングラスや近く用など、用途別のレンズを入れ替える場合
フレームさえ問題なければ、レンズを入れ替えることで、
様々な用途のメガネにすることも可能です。
特に、ハイブランドフレームを使用し、
丁寧に扱っている方が3~5年くらいでメガネを新調する際、
前のフレームが劣化していないことが多く見られます。
そのため、調光や偏光、カラーレンズなどのサングラスに入れ替える方は多くおられます。
釣りやゴルフ、そのほかの趣味に合わせると、楽しさが増すと思います。
また、前のレンズの度がどの用途にも合わなかったり、劣化が大きい場合でも、
レンズを入れ替えることで、近く用などのメガネとして、使用することも可能です。
その場合、中近や近々、単焦点レンズなどに入れ替えることがありますが、
単焦点レンズの場合、新しいレンズよりも設計を落として安いレンズにする方も多くおられます。
予備として使う場合
予備として使う場合、レンズは入れ替えずにそのまま保管されることが多くあります。
大抵、防災袋に入れておくことを、おすすめしてます。
災害の時、薬とメガネは支給されないので。
また、度数が大きく変わる方は、価格が安いレンズをおすすめすることもあります。
予備のために、ハイグレードのレンズはもったいないので。
もちろん、あまりにも安いレンズになると、歪みが気になることがあるので、
その方次第にはなります。
まとめ
・度数が変わっても、前のメガネを使うことができる場合もある
・まずは、レンズを変えたりしなくても、使用可能な用途や状況を聞いた方が良い
・レンズを入れ替えれば、様々な用途に使用可能
・予備としては防災袋などに入れておくことも有効
・フレームやレンズ、眼の状態では、使えないことやそのままでは使用不可なこともある
個人的には使える物は使った方が良いと。
次回は、『メガネを作る時は必ず測定した方が良い?』