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子どもの弱視補助はどこに相談する?

豊福祐史

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テーマ:葛藤のある眼鏡店の話

子どもの弱視治療用のメガネには補助がつく場合があります。
そのため、できるだけ補助内、もしくは多少足が出ても、
質やデザインが良いフレームを使わせたいという親御さんは多いと思われます。

それで困るのが、『これなら補助がでますよね?』という相談。

結論として

結論としては、補助がでるかどうかは眼科医の先生の判断になります。

正直なところ、『これで補助がでないんだ(でるんだ)』と思うことは多々あります。

でも、眼科医の先生が補助が出ると言えば出るし、出ないと言えば出ません。
まして、眼鏡店が『これなら補助が出るのではないですか?』ということは言えないです。

もちろん、『前回作ってから規定の期間が過ぎているから、出るかもしれないですね』
『眼科医の先生に聞いてみたらどうですか?』
くらいは言えるかもですが、断言することはできないです。

弱視補助に必要なもの

弱視補助に必要なものは、『指示書』『領収書』になると思います。

場合にもよるけど、『見積書』『レンズとフレームの内訳』『備考欄への詳細記載』もあるので、
必要なものは、補助を出してくれる組合・団体に確認した方が良いです。

それを眼鏡店に伝えてれば、その通りに用意してくれます。

『指示書』は眼科で処方箋とともに渡されます。
処方箋は『指示書』とほぼ同じことが記載されており、眼鏡店に渡すことになります。

『領収書』には備考に『弱視治療用眼鏡』と記載してもらわないといけないです。
また、『領収書』は基本的に再発行できません。
店側に再発行の義務がないですが、それくらいの理由ならやっても良いんです。
でも、再発行しない一番の理由は『不正利用の防止』です。

例えば、実際にやる人は少ないと思いますが、
メガネが壊れたので、一度目の領収書を使って、物損の保険で新しく買う。
その後、もらった指示書と再発行した領収書を使って、補助金だけもらう。

ということをされるかもしれない。

『領収書』の再発行は義務もないので、正当な理由なしにやってくれる店が少ないと思うので、
『領収書』を出したら即座に補助申請することをお勧めします。

補助を出す組合から眼鏡店へ連絡がある?

補助を出す組合から、眼鏡店に連絡されることはあります。

フレームとレンズの内訳や総額などを聞かれるので、
申請書と領収書、その他が合致していることを確認するためと思います。

どういう基準で連絡されているのかはわからないですけど、
眼鏡店としては、虚偽を言うわけにもいかないし、
虚偽を言う理由もないので、正直に答えるだけです。

まとめ

・子どもの弱視補助がでるかどうかは眼科で相談してください
・補助の詳細については組合に確認してください
・眼鏡店は補助ができるかどうかなどの判断できないので、
 知っている限りの一般的な情報しか、ご提供できないです

次回は、『眼を休めるため緑色をみる?』

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豊福祐史
専門家

豊福祐史(眼鏡小売店)

株式会社とらや眼鏡店 メガネのとらやG-room

顧客の要望や好み、ライフスタイルに合った納得の眼鏡をお勧めしています。仕入れでは、フレームのデザインはもちろん、細かい点までもチェック。視力測定や加工などは、国家資格の1級眼鏡作製技能士が対応します。

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