フレームとレンズ、どちらに費用をかけるべき?
近視・遠視・乱視・斜位・斜視などは、人によって、
眼の状態と言ったり、病気と言ったり、正直、よくわかりません。
個人的には眼の状態と思ってますが、
近視・遠視・乱視・斜位・斜視などを言うことは診断にあたるそうで、
そうなると病気になるのかなと。
なので、国家資格の眼鏡作製技能士ができてから、
言葉を濁す人が増えたのはそれかなと。
本当に眼が良いとはどういうことか?
本当に眼が良いとはどういう眼をいうのかを考えたとき、
『近視ではない』『遠視でもない』『乱視がない』『老眼症状がでていない』
『斜視や斜位がない』『色覚異常がない』など、様々なことが思い浮かびます。
つまり、若くて正視の上で、各種の異常がない状態かなと。
今まで多くの人の眼を見てきたけど、眼が良い人は遠視であったり、
乱視がないという人でも乱視があったり、斜位に気づいてなかったり、
老眼症状や白内障が出るくらいの年齢だったりと、
正視で各種の異常がない人にはお目にかかったことはないです。
ほぼ正視だなという人はもちろん数名はいますけど。
そうなると、正常な人というのが、老眼症状がでていない30~40代くらいまでで
正視でかつ各種異常がない人だけになってしまうので、
眼が異常な人は、全人口の99%以上になるのではないかなと思います。
近視や遠視などが病気なら治療はできる?
仮性近視や、子どもの弱視なら、眼科医の領域としては可能ではありますけど、
これらの一部やレーシックなどの手術を除いて、ほぼできないと思います。
メガネやコンタクトは補正器具であり、治療とは違うと思います。
足が動かない人に車いすを提供して、治療したとは言わないことと同義です。
それから考えると、弱視治療用眼鏡も訓練用眼鏡のような気がしますけど。
大抵の近視は軸性近視の場合が多いと思うので、
伸びきった眼軸は戻らないです。
なので、手術では角膜や水晶体の度数を変えることで、近視を正視側に戻します。
軸性近視や屈折性近視ではない、仮性近視の場合、
マッサージやビジョントレーニングなどで、視力が回復するということはありえると思います。
それでも、視力回復が主目的ではないし、万人に当てはまるわけでもない、
それに仮性近視の時点で、薬が使用できる眼科へ行くべきと思います。
まとめ
・正常な眼を考えると、若くて正視の上で、各種の異常がない状態かなと
・近視や遠視、乱視などが0.25Dでもあると異常な眼というなら、全人口のほとんどが異常
・今までとは見え方が違うなど、違和感や不安があるなら、まずは眼科医へ相談すべき
次回は、『遠視がやっかいな理由』