冬は夏より、紫外線量が多い?
眼のマッサージだけでなく、眼を瞑った状態で、眼を抑えたり、触る方がおられます。
ただ、専門的な知識がある方ならまだしも、
あまり個人ではしない方が良いかなということで、その点について少し。
眼を触るという行為
眼は微妙なバランスを保ってます。
例えば、両目を開けた状態で、瞼の上から軽く触ってもらうと、
若干、両眼の視界のバランスがおかしくなると思います。
試してみたい方は、絶対に強くは触らないでください。
視界のバランスが崩れるということは、様々な弊害がでてきます。
そのため、瞼の上からといっても、眼を触る行為は避けた方が良いです。
コンタクトは?
コンタクトを使う方は、ある程度、慣れているので、付け外し自体は特に問題は少ないと思います。
ただ、たまに強く眼を抑えている人とかいると、大丈夫かなと思うことも。
コンタクト自体、高度管理医療機器になるので、使用方法は正確に把握しておいた方が良いです。
眼のマッサージについて
眼のマッサージを専門的にやっている方々は、おそらく眼を直接触るのではなく、
眼の周りの骨の上からマッサージしているのではないかと思います。
専門的には位置や力加減などもあるとは思うので、
個人的に行いたい場合は、マッサージの専門の方に聞いた方が良いのかなと。
眼をこするなどの行為は?
例えば、眠い時に眼をこするとかを、無意識に行うことがあります。
自分もたまにやってしまうので。
この行為がまずい理由として、眼瞼下垂になり、瞼が上がらなくなることがあります。
理由としては、瞼は眼瞼挙筋という筋肉で上下に動かしますが、
この筋肉は縦には強くても横に弱い筋肉でもあります。
眼でこすることによって、筋肉が切れていき、最終的には瞼が上がらなくなります。
そのため、ご年配の方の眼を測定するときに、一苦労することもあります。
眼瞼下垂の手術もありますので、瞼が上がらないという方は、眼科への受診を。
眼鏡店に来られて、瞼が上がらないから物が見えにくいと相談されても、対処できないので。
ビジョントレーニングは?
ビジョントレーニングで毛様体筋や他の筋肉をほぐすなどの話は聞きます。
これによって視力が上がったという話もあり、実際に自分もボールストレングスなどで実感することはあります。
ビジョントレーニングによって筋肉はほぐれるので、視力が良くなる場合もあると思います。
正確には良くなるというより、本来の視力に戻るだけなんですけど。
特に、小さい子の場合は、近くを見すぎて、眼が緊張状態になり、
もとに戻らないことが原因で、視力が低下することはあります。
眼の緊張をほぐすという意味では、
ビジョントレーニングの手法は使えるのではないかと思っています。
まとめ
・自分では極力眼を触らない
・特に眼をこするなど行為は避ける
・マッサージをしたい場合は、眼ではなく、周囲の骨の上から
・ただ、実際には専門のマッサージを行っている人に確認した方が良い
・瞼が上がらないなどの状態になったら、眼科へ。
次は『度数と視力って何が違うの?』について