防曇コートのレンズの特徴
サングラスと言えば、既製品を思い浮かべますが、
最近では、メガネフレームに度を入れたサングラスレンズを入れる方が多くなってます。
今回は、その理由を考えてみます。
メガネフレームをサングラスにするメリット
一番の理由は、その人に合った度を入れられることが大きいのではないかと思います。
もちろん、既製品のサングラスのレンズを入れ替えて、度付きに変更することは可能です。
また、ハイブランドなどのメガネフレームの方が質が高い場合も多く、長く使うなら、そちらを選ぶ方は多いです。
当店の場合、『3年以上使用したので、次のメガネがほしい』⇒『今使っているフレームも、劣化が少なく、まだ十分に使える』⇒『カラーを入れてサングラスとして使う』という流れでメガネフレームをサングラスにする方は多くおられます。
既製品のサングラスのメリットとデメリット
既製品のサングラスの多くは、度数が入っていないため、近視の方や、年配の遠視の方には見えにくい場合があります。
稀に『S-2.00』など、左右同じ度数が入っているサングラスもあるかもしれないですが、人の眼は左右に度数が異なり、その上、乱視の度数や軸も違う、人によってはプリズムや加入度が必要な場合もあります。
そういうことで、市販のサングラスは正視の方、もしくは老眼症状がでていない遠視の方、コンタクトレンズの上から使用する方が使うのが良いと思います。
また、既製品のサングラスにUVカットが入っていない場合もあり、透明なメガネレンズよりカットしていないこともあります。
最近では少なくなっていると思いますが、既製品のサングラスを購入するときは確認する必要があります。
ちなみに、目視ではUVカットされているかどうかはわかりません。
レンズにカラー以外の機能性は付与できる?
サングラスのレンズは、ノンコート、またはハードコートのみ付与されている場合が多いと思います。
メガネレンズにカラーを入れた場合、『マルチコート』『曇りにくい防曇コート』『静電気防止コート』『調光』『偏光』『反射防止コート』など、通常のメガネと同様に機能性を付与することはできます。
今のサングラスと同じ色のレンズをメガネフレームに入れたい
基本的に、アリアーテカラーやレイバンカラーなどの色を参考に選んでもらいます。
今使っているサングラスと同じ色がない場合は、見本レンズがあれば、それに近い色にすることは可能です。
ただし、色は同じロット番号の塗料を使っても、様々な条件で色が異なることがあるため、全く同じにならない場合もあります。
また、見本レンズでは、付与される機能性が限定されることがあります。
まとめ
既製品のサングラスは、正視やコンタクトを併用する方には使いやすい商品。
物によっては、レンズを入れ替えることも可能。
メガネフレームもカラーを入れると、サングラスとして、使用可能。
また、度数や機能性などを選択して付与することも可能。
色を指定したい場合は、見本レンズがあれば、近い色に変更可能。
ただし、機能性の付与は限定されることがある。
次は『最新のVRゴーグル(2022年現在)を使用してみて感じたこと』について