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カーペットクリーニングのポイント

川端伸二

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テーマ:【お部屋】フローリングをきれいに保つ

カーペットの種類

カーペットはお部屋の雰囲気を決めるインテリアであると同時に、断熱効果、防音、床の保護、滑り止めなどいろんな機能を兼ね備えています。

そのバリエーションは実に多彩で、素材はウール、アクリル、ナイロンなど、天然素材と化学繊維に分けられます。

製造方法は、一生モノの高級品である手織り、機械織りのほかに、タフテッドといわれる刺繍方式があります。

これは布にパイルを植え付け、裏を接着剤で止めたもので、織物にとって代わって、現在最も普及しているタイプのカーペットです。このようにカーペットは用途や予算に合わせて幅広い選択肢がある床材といえます。

カーペットのお掃除の方法

カーペットのお掃除の基本は掃除機です。毎日かけるのが理想ですが、無理な場合は週2~3回、丁寧に行いたいものです。

掃除機は、毛の中のホコリを取ることを意識し、毛足を起こすようにかけましょう。

お掃除の前に、目の粗いブラシを逆毛にかけ、ゴミを吸い取りやすくしておくと、より効果的です。部分敷きのカーペットであれば、月に一度はめくりあげ、カーペットの裏側と床にも掃除機をかけるようにしましょう。

また月に1回程度、天気の良い日には拭き掃除をおすすめします。カーペットには、目には見えなくても、汗や足の脂肪分などの汚れが付いています。

掃除機でホコリをとったあと、お湯で固く絞った雑巾で、毛並みに沿って拭いたり、逆らって拭いたりします。拭き終ったら、通気性を良くして乾燥させてください。

さらにカーペットの中敷き、部分敷き、ラグなど、干せるものは月に1回程度、天気のいい日に屋外に干しましょう。日蔭に裏返しの状態で干し、布団タタキなどで裏から軽く叩くだけで、ホコリやダニがとれます。

カーペットの汚れを取るには

汚してしまった場合はただちに拭き取りましょう。放っておくと、酸化、腐敗、変質などが起こる可能性があります。

水拭きで取れないものは、中性洗剤を薄めたぬるま湯で、雑巾を固く絞って強く拭きましょう。

汚れがひどい場合、丸洗いできるものは表示に従って行い、また家で洗えないものや高価なものは、クリーニング業者に任せるのも一つの方法です。
いつも美しく清潔なカーペットで、快適な毎日を過ごしましょう。

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川端伸二
専門家

川端伸二(建築家)

株式会社 ジェイ・テック

長年培った清掃のプロの目で、デザイン性と掃除のしやすさのバランスを考えたリフォームを提案。リフォーム後も、洗剤選びや掃除の仕方などのサポートが充実し、アフターフォローも安心。

川端伸二プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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