クロスのカビを除去する方法
オフィスの印象に関わるクロスの汚れ
快適なオフィスづくりの基本は掃除。明るく清潔感あふれる環境は、訪問者に良い印象を与え、会社のイメージアップにつながり、従業員のモチベーションも上がります。
中でも壁のクロスは面積が広いため、目につきやすいので常に美しさを保っておきたいもの。ホコリや汚れが付着していると、健康にも悪影響を及ぼします。
ヤニ汚れはこうやって落としましょう
最近はオフィスを禁煙にしているケースが多く見られますが、喫煙者がいるオフィスは、独特のヤニ臭さがあります。それだけではなく、ヤニによる見えない汚れが、喫煙者のまわりだけでなく、壁、窓ガラス、カーテン、ブラインドなどにも付着し、放置しておくと、壁やカーテンは変色、ガラスも濁ったように汚れてしまいます。
汚れ具合は喫煙者の人数にもよりますが、初期の段階ほど落としやすいので、様子を見ながら、定期的にお掃除することをおすすめします。
ヤニは油ですので、界面活性剤(中性洗剤)が有効です。お掃除の手順は次の通りです。
●水を張ったバケツに洗剤を入れる。
●雑巾をつけて固く絞り、壁やガラスを拭く。
●雑巾を取り替えながら汚れが付かなくなるまで拭く。
●水拭きをして洗剤を落とす。
●乾拭きをして仕上げる。
雑巾はたくさん必要です。軽い汚れであれば重曹スプレーでも落とせます。重曹は消臭効果もあるので一石二鳥です。
頑固な汚れは、オレンジオイルを配合した洗剤を使って落としてみましょう。
意外と目立つ!?壁のマジック汚れ
水性マジックでビニールクロスを汚してしまった場合、歯ブラシに少量の歯磨き粉を付けて、「磨く」イメージで軽く擦ると落とすことができます。油性マジックは布に中性洗剤やアルコールを付けて「溶かす」イメージで擦ってみましょう。
電源のスイッチなどのまわりは手垢によって汚れるものですが、こちらも中性洗剤か重曹を水で薄めたものを使って落とすことができます。どの洗剤を使う場合も、洗剤が残らないよう、最後は水拭きと乾拭きで仕上げてください。
仕事が忙しくて、掃除まで手が回らない場合は、プロへの依頼を検討されることをおすすめします。また、毎日の簡単な掃除は社員で、定期的なメンテナンスはプロへ、というスタイルでもかまいません。
効率アップ、業績アップは、清潔で快適なオフィスから!