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コラム

クロスについた油性のシミの取り方

2015年10月23日

テーマ:【内装】クロスの掃除

コラムカテゴリ:住宅・建物

汚れがついたらすぐ対処

壁の汚れ・シミは目立つものです。淡い色のクロスならなおさらです。簡単に取り替えることができないのも悩みのたね。

しかし、ビニールクロスならば時間の経たないうちに対処すれば、キレイに落ちることが多いです。今回は油性の汚れの落とし方をご紹介したいと思います。

マジック・クレヨンなど油性の汚れ

お子さまがいるご家庭では、壁に落書きをされることがありますね。鉛筆ならば消しゴムで消すことができますが、マジック・クレヨンなど油性のものはどうでしょうか。

ビニールクロスの場合、汚れ落としは可能です。ご家庭ですぐにできる方法としては、布に中性洗剤を付けて拭き取ることです。
汚れのひどい場合は、ピンポイントに洗剤を吹き付けて、しばらく置いたあと拭いてください。

クレヨンの場合は熱で溶けるので、お湯で絞った布に洗剤を付けて拭き取ると良いでしょう。クロスのくぼみに入り込んだ汚れは、歯ブラシでかき出すと効果があります。強くこすると傷がついてしまうので、軽くブラッシングする程度にしてください。

仕上げには必ず水拭きをして、洗剤が残らないようにしましょう。ファンデーションや口紅もこの方法で落ちますが、染み込んでしまうと除去できなくなります。汚れたら、すぐ掃除することが肝心です。

手あかで薄汚れた壁紙も、中性洗剤で拭き取るとキレイになります。この場合、重曹を水で溶かしたものを用いても効果があります。重曹は消臭効果もありますので、おすすめです。

お掃除で気を付けること

クロスの継ぎ目に水が入ってしまうと、「はがれ」の原因になりますので注意してください。

表面の柔らかいものは、強くこすり過ぎないよう注意が必要です。またベンジンや除光液のような溶剤は、効果は期待できるものの、色落ちすることがあります。

紙や布のクロスの場合、油性の汚れを落とすことはできません。濡らしてしまうとシミができたり汚れが広がったり、破けてしまう場合もあります。

掃除をする前に、材質を確認してから行うようにしましょう。布や紙の場合は汚さないよう配慮が必要です。最近は、紙のクロスでも汚れ防止機能のある製品があります。壁紙をリフォームの際には、色やデザインとともに、メンテナンスのことも考慮に入れることをおすすめします。

この記事を書いたプロ

川端伸二

完成後の暮らしやすさまで考えたリフォームのプロ

川端伸二(株式会社 ジェイ・テック)

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