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クロスについた水性のシミの取り方

川端伸二

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テーマ:【内装】クロスの掃除

水性のシミの落とし方

クロスの汚れは、付いてすぐ取るのがポイント。時間が経つにつれて落とすのが難しくなります。

今回は水性のシミの取り方についてご説明します。水性のシミには、飲料、食物、血液、インクなどがあります。もっとも普及しているビニールクロスの場合に限ります。

上手に落としたいクロスの汚れ

お茶やコーヒーがかかってしまった場合、ティッシュペーパーなどですぐに拭い去れば大丈夫です。時間が経過し、シミになってしまったら、ぬるま湯で絞った布で水拭きします。

この時、シミが広がらないように外から内に向かって行うのがポイントです。凹凸のある素材なら歯ブラシなどでブラッシングすると効果的です。終了後は乾いた布で拭いておきましょう。

食品や調味料のシミも、付いてすぐの場合は水拭きだけで落ちることが多いです。時間が経過して落ちない場合は、中性洗剤を濡れた布やスポンジにつけて、ポンポンと叩くようにして落としていきます。
使用する洗剤は台所洗剤でも、住宅用洗剤でもかまいません。どんな洗剤でも、仕上げは水拭きをして洗剤分をきれいに落とし、乾いた布で拭いておきましょう。簡単に落ちるシミでも、時間が経てば頑固な汚れとなりますので要注意です。

血液のシミもすぐであれば水だけで落ちることが多い

血液のシミも、すぐなら水だけで落ちることが多いです。落ちない場合はオキシドールで拭き取ると効果があります。

ボールペンのインクは、アルコールをコットンに含ませて、軽く拭いてみましょう。時間が経過して落ちにくいものは、研磨剤の入ったクリームクレンザーで軽くこすってみてください。
歯ブラシにつけて軽くこすると効果的です。どうしても落ちない場合は、部分的な張り替えやペイントも検討してみましょう。

汚れ取りは様子を見ながら

洗剤や漂白剤を使う場合は、目立たないところで試してみて、様子を見ながら使用することをおすすめします。またブラシでこする場合は表面に傷をつけないように注意しましょう。

紙や布クロスの場合は、洗剤や水拭きによるお手入れはかえってシミの原因となります。消しゴムか食パンでこすり落とすと取れる場合がありますが、こちらも傷をつけたり破けたりする可能性がありますので注意してください。

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川端伸二
専門家

川端伸二(建築家)

株式会社 ジェイ・テック

長年培った清掃のプロの目で、デザイン性と掃除のしやすさのバランスを考えたリフォームを提案。リフォーム後も、洗剤選びや掃除の仕方などのサポートが充実し、アフターフォローも安心。

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