北九州市で家づくり|断熱等級6・7は本当に必要?

雨が降り、
山に落ちた水は谷へ集まり、
いくつもの流れが合わさって川になります。
川は、山と山のあいだを縫うように流れ、
やがて海へとたどり着く。
とても当たり前のことですが、
山、川、海はそれぞれが独立して存在しているのではなく、
ひとつの大きな循環の中でつながっています。
このコラムは、
登山、フライフィッシング、サーフィンと、
ここ数回書いてきた体験を振り返りながらまとめたものです。
登山をし、
渓流で釣りをし、
海に入る。
それぞれ別の場所に身を置いているようでいて、
感じているものは、実は同じなのかもしれません。
天気や水の量、風向き、季節の移ろい。
こちらの都合ではどうにもならないものを前にすると、
人は自然と、受け入れる姿勢になります。
無理に抗わず、
流れを読み、
いまの状態をそのまま受け取る。
そうした感覚は、
日々の暮らしや、家づくりにも重なっている気がします。
住まいもまた、
土地の条件や気候、周囲の環境の中に置かれ、
そのすべてと関係を持ちながら存在しています。
自然をねじ伏せるのではなく、
うまく受け止め、無理なくなじませる。
山や川や海に身を置く時間は、
そんな住まいのあり方を、
言葉ではなく感覚として教えてくれます。
地球のリズムを、
少しでも素直に感じ取れる家をつくりたい。
この数回のコラムは、
その原点を改めて確かめる時間でもありました。


