秋色ウェルカムボード 【エッチング ミラー ギフト】
ステンドグラスとラリック風エッチングガラスを組み合わせたコラボ作品
サンドブラスト加工による乳白色表現と光の変化による意匠演出
歪みガラスによって周囲の景色を取り込む新しいステンドデザイン
ステンドグラス × ラリック風エッチング
光と景色で完成するガラス作品
今回ご紹介するのは、ウェーブGグラス工房様からのご依頼で、
サンドブラストによるラリック風エッチングガラスをステンドグラスと組み合わせた作品です。
以前製作した、ラリック風エッチング+ステンドグラスの作品が好評で、今回も声をかけていただけました。
ステンドグラスとガラスエッチングの美しいコラボレーション
中央の絵画的なステンドグラスと、
周囲を囲むやわらかな乳白のガラス。
“時間と空間で完成する”構成になっています。
中央の色彩と、周囲の静かなガラス
中央には、人物をモチーフとしたステンドグラス。
鮮やかな色彩と曲線が重なり、まるで一枚の絵のような存在感があります。
一方で周囲は、ラリックを思わせる繊細なエッチングガラス。
色を抑えた乳白の表現によって、光をやわらかく拡散し、
中央のモチーフを引き立てる役割を担っています。
ラリック風エッチングが生む“光の質感”
サンドブラスト加工による乳白の表現は、
プリントにはない奥行きと触感を感じさせます。
光が当たると、模様がふんわりと浮かび上がり、
時間帯によって異なる表情を見せてくれます。
■ラリック風エッチングの特徴
・透明と乳白のコントラスト
・光で模様が浮かび上がる設計
・やわらかく拡散する光の質感
夕方に現れる、もうひとつのデザイン
この作品の大きな魅力は、時間の変化による表情です。
日中の強い光では色彩が主役になりますが、
夕方のやわらかな光になると——
帽子に描かれた羽根飾りが、静かに浮かび上がります。
強い光の中では控えめだったディテールが、
光が弱くなることで、はじめて姿を現すのです。
光が弱くなると、はじめて見える美しさがある
ガラス越しの景色が、作品に入り込む
下部に使われているグレーのガラス。
一見すると模様のように見えますが、実は違います。
これはガラス越しに見える外の景色が、
歪んで映り込んだものです。
建物のライン、屋根の形、光の揺らぎ。
それらが変形され、抽象的な模様として現れています。
“歪み”がつくる、動くデザイン
この部分は固定された模様ではなく、
周囲の景色や時間によって変化し続けます。
つまりこの作品は、
ガラスの中だけで完結するのではなく、
外の世界を取り込みながら完成していく構造になっています。
■歪みガラスの魅力
・光の屈折で像が変形する
・時間や天候で見え方が変わる
・周囲の景色が作品の一部になる
ステンドグラスの新しい可能性
従来のステンドグラスは、
完成された「閉じた美しさ」を持つものが多くあります。
しかしこの作品は違います。
光の強さで羽根が現れ、
外の景色がガラスに映り込み、
時間と環境によって常に変化し続ける。
光と景色で“完成する”ガラス
この作品は、
見るたびに違う表情を見せてくれます。
朝、昼、夕方。
そしてその日の天候や外の風景。
それらすべてを取り込みながら、
一枚のガラスが完成していく——
景色までも、デザインにしてしまうガラス
ガラスという素材の可能性を、
改めて感じさせてくれる作品です。


