― 初盆・お彼岸に使う、静かな供養のかたち ―

松岡順子

松岡順子

― 初盆・お彼岸に使う、静かな供養のかたち ―


家紋は日本の家系を表す正式なシンボルです。
理化学ガラスにサンドブラスト加工で家紋のみを彫刻したグラスを制作しました。
初盆・お彼岸など、節目の日に使える新しい供養のかたちを提案します。


家紋だけを刻んだグラスという選択



― 初盆・お彼岸に使う、静かな供養のかたち ―

初盆やお彼岸。
手を合わせる時間に、何をそばに置くかは、実はとても個人的なことです。

仏具はすでに揃っている。
けれど、もう少し今の暮らしに合う形で、先祖を偲べるものがあってもいい。
そんな思いから生まれたのが、家紋だけを刻んだ
グラスです。


文字を入れない理由


このグラスには、
戒名も、言葉も、説明も入れていません。

刻んでいるのは、家紋だけ。

家紋は、
・家を表し
・先祖から受け継がれ
・多くを語らなくても意味が通じる
日本独自の、完成された記号です。

だからこそ、余計な言葉は足さず、
「家のしるし」だけを、静かに残す
ことにしました。

サンドブラストだからできる、控えめな存在感


家紋は、理化学ガラスの表面に
サンドブラスト加工で彫り込んでいます。

光の当たり方によって、
見えるときと、見えないときがある。

主張しすぎず、
けれど確かにそこにある。

初盆やお彼岸の場でも、
日常の暮らしの中でも、
違和感なく使える表情を大切にしています。

「飾る」だけでなく、「使う」供養


このグラスは、仏壇専用ではありません。

・お水を入れる
・お茶を注ぐ
・故人の好きだった飲み物を少しだけ入れる

そんなふうに、使いながら手を合わせる
ための器です。

家紋 サンドブラスト グラス

しまい込む供養ではなく、
手に取る供養へ。

家紋があるから、家族で共有できる


家紋は、
特定の誰かのためのものではなく、
家族全体の記憶
です。

初盆だけでなく、
お彼岸、命日、年末年始。

世代が変わっても、
説明しなくても伝わる。

そんな道具として、このグラスを位置づけています。

家紋 サンドブラスト グラス

かたちを残す、という供養


供養は、形式よりも気持ちだと言われます。
けれど、気持ちは、かたちにすると残ります。


家紋だけを刻んだグラスは、
先祖を思う時間を、
静かに支えるための道具です。

派手さはありません。
けれど、長く使えます。

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松岡順子
専門家

松岡順子(ガラス工芸)

株式会社 クライミング

贈る相手や用途に合わせて、完全オリジナルで制作。世界にひとつだけのガラス作品で、特別な空間を演出します。

松岡順子プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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