門徒会館の施工写真を頂きました 【エッチング ガラス お寺用】
光の観音三尊 —美しいガラスエッチング
北九州・聞名寺さまよりご依頼をいただき、3体の観音様をガラスに彫刻する制作を行いました。
サンドブラストによる繊細な彫刻を施し、それぞれの観音様の表情、衣の流れ、蓮の立体感を丁寧に表現しています。
3枚のガラスは正面から鑑賞できるよう、特注のガラスケースも制作し、黒い空間に並べました。
黒の空間に“光の像”が立ち上がる
展示室を暗くし、ガラスケースを並べて照明を整えた瞬間、透明なガラスの中に観音様がふわりと浮かび上がりました。
光が彫刻のラインに沿って広がり、まるで
「光そのものが観音様の姿になって現れている
ような神秘的な風景が生まれます。
空間全体がしん…と静まっていくような、特別な時間が流れ始めました。
サンドブラストがつくる静かな立体感
サンドブラストは、削る深さや粗さを細かく調整できる技法です。
この技法によって、
* 衣の柔らかな重なり
* 蓮の花びらのふっくら感
* 観音様のお顔の穏やかな輪郭
そうした細部が光と影で繊細に表現され、ガラスとは思えない立体感を持ち始めます。
透明なのに存在感がある——
その不思議な魅力が、仏様の静けさとよく響き合いました。
納骨堂が“祈りの場所”に変わる
三体の観音様が光のラインで浮かび上がり、互いに響き合うように並ぶ姿。
その空間に立つと、不思議と背筋が伸び、気持ちがすっと整っていくような感覚がありました。
黒の中にただ静かに輝く「光の観音様」。
その美しさは、展示室そのものをパワースポットのような場所に変えてくれました。
次回から、1体ずつ観音様をご紹介します
このコラムでは3体をまとめてご紹介しましたが、次回からは
「大勢至菩薩」
「釈迦如来」
「聖観音菩薩」
の3体を、それぞれ個別に、彫刻ポイントやデザインの見どころとともに詳しくお届けいたします。
どうぞ楽しみにされてください。



