パターンデザインフロストガラスを重ねて案内板に使った使用例

松岡順子

松岡順子

テーマ:エッチング施工例

先日Googleマップで(全部ではないけど)店内写真が見れることを知って、店名を覚えてる分で検索してみました。

こちらは国際重粒子線がんセンターでガラスの案内板として3枚セットで使われると聞いて、重なりの部分がズレないようにと慎重に制作したのを覚えています。
最初の案ではラインが細くて加工が出来るのかどうか不安だったので試作したのを覚えています。

完成したのはこちら↓

国際重粒子がんセンター ガラスエッチング ガラスオブジェ  ヘリンボーン

無事に完成してホッとしていて、数年後に追加注文が入りました。
今度は1枚単品だと聞いてホッとしていたら、制作は1枚だけどその上にカットしたガラスを置くと言われたので、
1ミリのズレも許されない!とすごくビビったのを覚えています。

完成したのはこちら↓

国際重粒子がんセンター ガラスエッチング ガラスオブジェ  ヘリンボーン

3枚のガラスをくっつけて立ててます。
2枚目の右(ヘリンボーン模様)がフロスト加工した部分です。
手前に曲線に切ったガラスがくるので、ぴったりズレないように合わせるのが大変でした。
全体的にずれてしまったらガラスを動かせばいいのですが、部分的な1㍉のズレは調整できないので何度も何度も図って作ったのを覚えています。

こうやっていつまでも残ると思うと、手を抜いたものは作れません。
堂々と見に行けるように精進あるのみです。

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松岡順子
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松岡順子(ガラス工芸)

株式会社 クライミング

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