ミレニアル世代の転職
会話と対話は違う。
会話は、何も考えずに普段の他愛もない話。
対話は、相手が何かを得られるように考えながら話すこと。
ということは、対話は相手ありきの話なのだ。
これは、「コミュニケーションは、受取る相手が決める」という原則に基づいている。
親である私たちは、常に子どものために何か良いことをと考えながら話をするが、それが正確に伝わっているかは定かではない。
というのも、「勉強しなさい」とか「宿題した?」とか親から言われたことを思い出した時に、『言ってくれてありがとう』と思ったことは一度もないからだ。
今は、「ゲームはもう終わり、宿題終わったの?」かもしれない。
さて、子どもはどう思うだろうか?
「は~い」と返事はするが心の中では『もうちょっとくらい・・・』と思っているのではないだろうか。
そこで、本人に自主的に判断させる対話に変えてみよう。
親「ゲーム、あと何分する?」
子「えー、じゃ30分」
親「分かった、30分経ったら声かけるね」
子「うん」
ココでポイント!
※子どもと対話するときのコツは、短い言葉を重ねる。
さて、30分経ったとき
親「30分経ったよ、今から何する?」
子「えー」
親「延長、希望?」
子「うん」
親「じゃ、15分延長だと皿を洗ってもらうね」
「30分延長だとお風呂も追加」
「どうする?」
子「じゃ30分」
親「わかった、お皿とお風呂洗い、約束よ」
この後は、しっかり約束を守ってもらうことが大事だ。