人の話を聴いているときに、つい違うと思ったら割りこんで指摘してしまう人は、脳がそうさせているのだ。
「だから何なんだ、結論から言え」という上司の言葉。「これって、ハラスメント?」と聞かれることがある。確かに、強面の顔で言われると、嫌な気持ちになり働く意欲も低下するのでハラスメントと感じることはあると思う。
上司の世代にもよるが、その上司の年齢がもし50代以上とすれば、バブル世代か断層の世代で、その特徴は『せっかち』であることも考えられる。忙しい時代に仕事をしてきた世代なので、上司のまたその上司から、報告連絡相談は、まず、「○○課長、報告があります」から始めると教わっている。そして「で、良い結果か?悪い結果か?」なんて聞かれることもあり、悪い結果と言おうものなら、「何で早く言わないんだ!」と怒られたものだ。
まだまだ、50代には活躍してもらわないと日本の経済は回らないので、お互いに良い関係を築いて働きやすい職場環境にするには、尊重し合いお互いに安心する仕事をしていきたいものだ。
そのためにも、職場での報告連絡相談の際には、
「○○課長、良い結果の報告です、お時間5分いただけますか」と言ってみよう。
もし何か問題が起きている場合は、
「○○課長、~の件で問題が起きています。ご相談したいので◇分ほどお時間をいただけますか」と言ってみよう。
働きやすい職場環境は自分で作るしかないのだ。
ちなみにハラスメントか悩む案件があれば、下記の『明るい職場応援団』で確認すると良い。
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/