雨漏り調査の人達と、雨漏り談義
リフォーム工事の場合には、
現状をどう判断するか、が一番大事なのではないかと思います。
自分たちが関わることの多い
屋根・外壁・雨樋の工事でいうと、
色があせてきたから、
という美観的な話のほかに、
雨漏りしたことがある、とか
雪が落ちてきて困る、とか
金属屋根の雨音がうるさいとか、
機能的な面でのお悩みも聞くことがあります。
なぜその問題が発生したのか?
という原因を追究する姿勢と、
どうすれば、その問題は解決できるのか?
という知識や経験を持っていないと、
不必要にお金がかかる提案になるか、
お金をかけても問題が解決しない、
ということになりかねません。
雨漏りするから防水をしたけれども、雨漏りがとまらなかった。
という話も実際に聞きます。
原因究明が足りなかったんですね。
判断と、手を付ける順序が違うと、
お金をかけても結果が得られません。
現地を見て、適切な判断をすること、
お金のかからない方法から手をかけてみて、
結果を出していくこと。
同じ結果が出せる方法が二通り以上思いつくなら、
安価な方を提案すること。
(儲かる方ではないですよ)
そういう判断と、工事の提供ができるのは、
一つの分野の経験が豊富な専門工事業の良さと、
建築全般の知識を組み合わせて考えることができる
自分の強みかなと思います。
こんな本読んで勉強もしたり。
問題の本質がどこにあり、どのように解決するか?
シンプルで、合理的な解決方法は何か?
リフォームは全く同じものがあるわけではないので、
ここを考えて実行するのが楽しいですね♪