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コラム
毛細管現象と雨漏り
2015年3月20日
毛細管現象と雨漏り。
コロニアル屋根と板金屋根を工事するときには、
このことも意識します。
毛細管現象って、聞いたことありますか?
Wikipediaには
”毛細管現象(もうさいかんげんしょう、英: capillary action)とは、細い管状物体(毛細管)の内側の液体が管の中を上昇(場合によっては下降)する現象である。毛管現象とも呼ばれる。”
と書いてあります。
屋根でいうと、細ーいスキマがあると、水を吸い上げちゃうという現象です。
コロニアル屋根の塗り方がイマイチな時には、こんなことに。
以前見かけて動画とってみたものです。
コロニアル屋根の上下の重ね部分が塗料で埋まっていたので、
これ毛細管現象で吸い上げて危ないパターンのやつや、と思って
すこし持ち上げてみると、黒ーく汚れた水がタラタラと落ちてきました。
一見、上下のスキマが埋まっている方が水が入らなさそうに見えますが、
実は少しでもスキマがあると、水が吸い上がってしまって逆効果になるという事例です。
水の動き方を知らないと、間違えた処置をしてしまうので、
事例を把握しておくのは大事です。
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