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森田晴夫プロは愛媛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

「人が育つ瞬間」シリーズ~責任を持ったときに人は変わる③~

森田晴夫

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テーマ:人材育成

③

責任感を育てるために上司ができることとは?

「うちの部下はなかなか主体的に動かない」と悩む上司は少なくありません。しかし、責任感は自然に生まれるものではなく、育てるものです。では、上司はどのように関わればよいのでしょうか?

ポイントは、「任せる」と「支える」のバランスです。例えば、新しいプロジェクトを任せる際、上司が細かく指示を出しすぎると、部下は指示待ちになってしまいます。一方で、ただ放任するだけでは不安を抱え、消極的になりがちです。

大切なのは、適度な裁量を与えつつ、必要なときにはサポートすること。「困ったら相談していい」と伝えながらも、答えをすぐに与えず、「どうすればいいと思う?」と考えさせる機会を作ることで、責任感が育まれます。

責任感は、「信頼されている」という実感の中で育つもの。部下が自らの判断で動ける環境を整えることこそ、上司の重要な役割なのです。

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森田晴夫
専門家

森田晴夫(人材育成コンサルタント)

株式会社ニコネクト

「従業員の定着率は売上に比例する」をスローガンに、組織のコミュニケーションを円滑にする人材育成コンサルティングを提供し、定着率向上と離職防止をサポート。求人・採用支援や360度評価の提供も。

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