「人が育つ瞬間」シリーズ~挫折からの学び③~
何気ない日常業務から強みが見えてくることもある?
入社3年目のKさんは、特別なスキルもなく、周囲と比べて自分には強みがないと感じていました。そんなある日、社内でトラブルが発生。納期直前に発注ミスが見つかり、現場が混乱する中、Kさんは落ち着いて状況を整理し、関係部署に的確に指示を出しました。
結果、大きな遅れを出すことなく問題は解決。その後、上司から「Kさんの冷静な対応に助けられたよ」と言われ、自分には「冷静に状況を把握し、適切に動く力」があることに気づきました。
それ以来、Kさんは業務の優先順位を判断する力をさらに磨き、危機管理の場面で頼られる存在に。強みとは、特別な才能ではなく、日々の仕事の中でふと表れるもの。それを見つけ、伸ばしていくことが成長につながるのです。