Mybestpro Members

森田晴夫プロは愛媛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

D言葉

森田晴夫

森田晴夫

テーマ:人材育成

職場でよく耳にする「どうせ」「でも」「だって」といった「D言葉」。これらは、知らず知らずのうちに相手の気持ちを萎縮させ、成長の芽を摘んでしまう可能性があります。たとえば、部下の提案に「どうせ無理だよ」と返せば、挑戦の意欲を削ぎます。「だって時間がない」と言い訳すれば、問題解決の道を閉ざします。「D言葉」は否定や逃避の表現が多く、職場全体の信頼感や活気を損なう要因になりがちです。

では、どうすればよいのでしょうか?

鍵は、「P言葉」、すなわちポジティブな言い回しに切り替えることです。「どうせ」を「まずは試してみよう」に変えると、行動の背中を押せます。「でも」を「その上で」に置き換えれば、相手の意見を尊重しながら建設的な対話が可能です。「だって」を「確かにそうですね。ただ…」にするだけで、共感と提案のバランスが取れます。

人材育成の観点では、言葉の力は人を導く大きな武器です。言葉を変えるだけで、チームの雰囲気が明るくなり、新しいアイデアやチャレンジが生まれやすくなります。成長を支えるコミュニケーションとは、まずは「D言葉」を手放すことから始まると考えています。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

森田晴夫
専門家

森田晴夫(人材育成コンサルタント)

株式会社ニコネクト

「従業員の定着率は売上に比例する」をスローガンに、組織のコミュニケーションを円滑にする人材育成コンサルティングを提供し、定着率向上と離職防止をサポート。求人・採用支援や360度評価の提供も。

森田晴夫プロは愛媛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

従業員の定着率を高める人材育成のプロ

森田晴夫プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼