従業員の定着率は売り上げに比例する
先日職業体験なるものが学校であるとのことで、実際の体験とは別に身のまわりの人へインタビューが宿題で出たので、インタビューさせろ!と突撃されました(笑)
その時にふと思ったのですが、実際職業体験を実施するとなると、来た小学生に対して、人材育成コンサルタントとしてどのような話をするか、またどのような体験を提供するかは非常に重要になるなと。
また、小学生が興味を持ち、楽しく学べる内容にするためには、未来の自分を思い描けるような体験と、理解しやすい説明が必要なのではないかな?と考えたので本日は「小学生に人材育成の仕事を紹介するには」について書いてみました。
小学生に「人材育成コンサルタント」という職業を伝える際、いつもどおり難しい言葉を避け、子どもたちが日常で感じるものや、将来に役立つものに結びつけて話をするのが良いと考えました。例えば、「君たちは、何かがうまくできるようになると嬉しいと感じるよね?それと同じで、大人になったらもっと難しいことにも挑戦することになるけれど、上手にサポートしてくれる人がいると成長しやすくなるんだよ。それが私たちの仕事なんだ」というふうな説明ですかね。
次に、小学生が楽しめる体験として、「自分の強みを見つけよう」というワークショップはどうでしょう?
まず、簡単な質問シートを用意し、得意なことや好きなこと、友達に褒められたことを書き出してもらいます。たとえば、「算数が得意」「絵を描くのが好き」「お友達と仲良くするのが上手」などです。それをもとに「こんな強みを持っているから、みんなにはこういうことが得意なんだね」とフィードバックを行い、自信をつけてもらうのが狙いです。
このワークショップを通じて、子どもたちは「自分にも得意なことがあるんだ!」と感じ、自分をポジティブに捉えるきっかけを得ることができれば嬉しいですし、さらに、「将来、大人になっても自分の得意なことを生かして仕事ができるんだよ」と伝えることで、夢や目標を持つことの大切さを感じてもらいたいものです。
次に人材育成コンサルタントとして一番の肝ですが、「成長を支える環境」の重要性について話したいと思います。たとえば、「みんなが学校で友達や先生と助け合って学んでいるように、職場でもお互いにサポートし合うことで成長できるんだよ」というイメージを伝えます。この説明により、協力やサポートの価値を知ってもらい、誰かを助けたり、助けられたりすることの楽しさややりがいを感じてもらえると本当に嬉しいですし、将来楽しみになってきます。
最後に、将来に向けたアドバイスをするのでしょうね。「みんなには、これからたくさんのことに挑戦して、失敗しても大丈夫だよ。失敗から学んで強くなれるし、周りには応援してくれる人がたくさんいるよ」みたいな励ましと、チャレンジ精神を持つことの大切さを伝え、「何かを学ぶ時は楽しいと感じることも大切だから、ぜひ自分の興味のあることを見つけてね」と付け加え、自分で道を切り開く楽しさも伝えれたら最高ですね。
小学生が人材育成の仕事に親しみを感じ、自己理解や成長の楽しさを実感できるようになると嬉しいですが、とりあえず今はクライアント様の所の従業員さんが楽しく働ける環境を作るのが目的です。