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共通言語

森田晴夫

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意思疎通

共通言語を持っているかどうか!

日本語?英語?などと思うと思いますが、ここでいう共通言語は会社で働く上で共有できる常識のことを言っています。常識といいますか、会社によって常識が違うんですよね。常識っていつも常に正しいって訳じゃないと思ってるんです。

企業の常識って職種によっても規模によっても色々違うじゃないですか。なので共通言語=常識って表現しましたが「価値観」という表現が一番近いかなとは思います。

なぜこんな話を書いてるかというと、採用です。

経営資源として「カネ」と「ヒト」って考えると資金調達でカネを獲得したとしても人財という資源をどう考えるかってかなり重要だと思います。しかも今は人財獲得のチャンス!と思っています。正直言うと、面接の段階で能力や人間性を見る、いわゆる見抜くのは困難です。求職者の方も当然猫かぶってきてますし、こちらの面接する人間もある意味猫かぶってますんで。大事なのは「今会社はどういう人を求めているか」を明確にして採用に臨むことだと思います。どのポジションでどういう人材が欲しいのか意外とはっきりせずに採用活動をされている企業さんを多くみます。で、価値観の近いヒトを雇い入れるのが一番育てやすいと思います。逆に一番育てにくいのは、真面目で一生懸命な価値観の違う人です。よくこういう人を「あいつは真面目なのに能力が低い」みたいな表現をされる人がいますが、能力が低いと思ってた人が別の会社に行くと、スゲー働いたりってたまにあるじゃないですか。あれってスキルが不足しているんじゃなくて企業の価値観とあってなかっただけなんですよね。価値観が近いヒトって「多分会社はこうなんだろう」って考えて、動くことが、経営陣との差異が少ないのでそういう意味で能力のある人って見えるんだと思います。

すぐに指揮命令系統を整備しようとして組織ばかり考えるより一定の責任感やモチベーションを持った人材が動きやすいような環境整備や管理をする体制を作ってあげる方が絶対的にスピード感を持って変化させられる可能性が上がると思うんです。

でもそれって作るの大変じゃないですか?

だから最初から価値観の近いヒトを採用しましょうって考えてます!

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森田晴夫
専門家

森田晴夫(人材育成コンサルタント)

株式会社ニコネクト

「従業員の定着率は売上に比例する」をスローガンに、組織のコミュニケーションを円滑にする人材育成コンサルティングを提供し、定着率向上と離職防止をサポート。求人・採用支援や360度評価の提供も。

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