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学ぶべき時、改善すべき時

森田晴夫

森田晴夫

テーマ:人材育成

学ぶ
人はミスを犯した時が、一番学ぶべき時であり、学べる時です。そして、それは自分を改善する絶好の機会でもあります。ミスから学び、成長するためには、自己反省と学習が欠かせません。勉強を続けることで、過去の失敗を糧にして、より良い未来を築くことができるのです。人生において、まったく勉強せずに何とかなることはありません。勉強は嫌いだという人も多いでしょう。できることなら勉強せずに済ませたいという願いはありますが、いつかは勉強しなければならない時が来ます。

最近ではインターネットで調べれば何でも分かるので、勉強は必要ないと思われがちですが、それは誤解です。実際には勉強の仕方、つまり何をどう調べるか、インプットとアウトプットの方法などを学ぶことが重要です。

勉強の重要性

多くの人が勉強の仕方を理解していないことに気付いていません。自分ではできていると思っている人も、実際には不十分であることが多いです。もし上手くいっていると思うなら、自分の勉強の仕方を確認してみてください。できているなら、売上や人手などの問題も解決しているはずです。

コンサルタントとしての経験

私は人材育成コンサルタントとして、セミナーや講演の機会がしばしばあります。できるだけ分かりやすく、聞いてもらえるように努めてきました。その中で、私は「PREP法」という手法を学び、それを多用してきました。

PREP法とは

「PREP法」とは、次のような手法です。
Point(要点):最初に要点を伝える
Reason(理由):その結論に至った理由を説明する
Example(具体例):理由に納得してもらうための証拠を提示する
Point(要点):再び要点を伝える
この方法はビジネスでわかりやすく説得力のある文章を書くのに適しており、私はこの方法を多用してきました。

新たな手法「SDS法」

しかし、ある時新たな方法を学ぶことになりました。それが「SDS法」です。「SDS法」とは、
Summary(要点)
Details(詳細)
Summary(要点)
の頭文字を取った文章構成で、ニュース番組でよく使われる構成です。短時間で物事を端的に伝えたい場面に適しています。

手法の使い分け

現在、私は両手法のメリットを考えて使い分けるように努めています。以下に両手法のメリットをまとめました。

PREP法:物事をわかりやすく説明するのに適しており、要点以外にも説明や例を加えるため、より理解が深まりやすい。教本やセミナーなどの教育に有効。

SDS法:事実をわかりやすく伝えることに向き、読みやすく記憶に残る文章構成のため、ブログやプレゼンなど短時間で印象付けたい場面に有効。

まとめ

手法が増えることで表現の幅が広がり、ゆとりも生まれます。学びは難しいことを学ぶだけが勉強ではありません。どこでも簡単に手軽に学べる時代ですが、無料と有料の差は内容よりもメンタル面にあります。それでも学ぶことは大切で、いつかは学ばねばならないのです。ミスを犯した時に最も重要なことは、学び、改善し続けることです。それこそが、成功への道を開く鍵となります。

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森田晴夫
専門家

森田晴夫(人材育成コンサルタント)

株式会社ニコネクト

「従業員の定着率は売上に比例する」をスローガンに、組織のコミュニケーションを円滑にする人材育成コンサルティングを提供し、定着率向上と離職防止をサポート。求人・採用支援や360度評価の提供も。

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