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森田晴夫

従業員の定着率を高める人材育成のプロ

森田晴夫(もりたはるお) / 人材育成コンサルタント

株式会社ニコネクト

コラム

都合のいいもの

2024年6月25日

テーマ:人材育成

コラムカテゴリ:ビジネス

いいもの

「いいもの」とは

「いいもの」と聞いて、皆さんはどんなものを思い浮かべるでしょうか。一般的には、人々が満足し、価値を見出すものを指します。この「いいもの」は、物理的な商品やサービスだけに限らず、アイデアや体験にも当てはまります。例えば、高品質な製品、効率的なサービス、創造的なアイデア、楽しい体験などが「いいもの」として考えられます。

「いいもの」の主観性

しかし、「いいもの」の定義は一つではありません。人それぞれのニーズや価値観によって、「いいもの」と感じるものは異なります。例えば、ある人にとっては高機能なガジェットが「いいもの」かもしれませんが、別の人にとってはシンプルで使いやすい製品が「いいもの」かもしれません。このように、各々の視点から見た「いいもの」は多様であり、一つの定義で全てを網羅することはできません。

「誰かにとって都合のいいもの」

そこで、「誰かにとって都合のいいもの」をつくることが重要となります。これは、特定の個人やグループにとって都合が良いものを指し、その人々のニーズや要求に応え、利益や満足を追求するものです。このアプローチは、相互理解を促進し、持続可能な関係を築く上で非常に重要です。

企業における実践例

たとえば、製品やサービスを提供する会社は、クライアントのニーズに合った製品やサービスを提供することで、顧客満足度を高めることができます。顧客の声を反映し、彼らにとって都合の良い商品やサービスを提供することで、リピーターや口コミを生み出し、ビジネスの成長を促進します。

共同利益の追求

「誰かにとって都合のいいもの」をつくることは、単なる利己的な利益追求ではありません。むしろ、他者との共同利益を追求することに繋がります。自己中心的な利益だけを考えるのではなく、他者の利益や社会全体の利益を考慮に入れながら行動することが求められます。

自己中心的な視点の見直し

「自分にとって都合のいいもの」を「いいもの」としてつくっていませんか?この問いかけは、私たちが自分自身の視点に固執しすぎていないかを見直すためのものです。他者の視点やニーズを理解し、それに応えることが本当に「いいもの」をつくるための鍵となります。

本当に「いいもの」をつくるために

「誰かにとって都合のいいもの」を「いいもの」としてつくることを考えることが、本当に「いいもの」をつくると言うことになるのではないでしょうか。自己の利益だけでなく、他者や社会全体の利益を考え、行動することが求められるのです。

結論

本日は「いいもの」をつくるという話は結局「都合のいいもの」をつくるというお話でした。「誰かにとって都合のいいもの」をつくることが、最終的に本当に「いいもの」をつくることに繋がります。皆さんも、自己中心的な視点から脱却し、他者のニーズや価値観を尊重し、共に利益を追求することを心がけてみてください。

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