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森田晴夫

従業員の定着率を高める人材育成のプロ

森田晴夫(もりたはるお) / 人材育成コンサルタント

株式会社ニコネクト

コラム

求人方法をラーメン店で例えてみた

2024年6月5日

テーマ:採用

コラムカテゴリ:ビジネス

ラーメン
ラーメン店をオープンしようと考えたら、まず何をするでしょう?色々することはあると思いますが、まず美味しいラーメンを作ることを考えませんか?もしくはパートナーの了承をもらうのが先と言う方もいるかもしれません。はたまた出店場所に競合店舗がいくつあるかなどマーケティングからする方もいるでしょう。で、チラシなんかを作って宣伝するのは最後じゃないですか?

何が言いたいかと言うと、
チラシを作って宣伝=求人媒体に掲載する
と考えられませんか?つまり
美味しいラーメンを作る=楽しい社風に
パートナーの了承を得る=現従業員のモチベUP
競合店舗のマーケティング=競合他社との差別化
と置き換えれたら、まず人手が足りないと思った時にすることは求人媒体に掲載する前に、現状を見つめなおすはずなんです。

求人にお金を使う前にするべきこと

求人をかけても人が来ない!っていう企業さんにありがちですが、お金をかけたら人が来ると思ったら大間違いです。休職者の方のニーズをつかみ、自社との接点を見いださないと、誰も来ないと思いますが…。まっずいラーメン店のラーメンを食べ続けに来る人はいないでしょうし、従業員同士が仲の悪いラーメン店に食べにもいかない、はたまた隣に美味しくて雰囲気の良いラーメン店があったらそちらに行くでしょうし、もしかしたら値段が高くても美味しい方に行くかもしれません。

入社前までは従業員さんは他人

従業員さんはリピーターであり、お客様であり、ファンである!とまでは言いませんが、少なくとも入社前までは他人です。選んでもらえるように努力しませんか?給料を高くした!とて、管理職候補を募集!したとて、休職者の方から給料じゃないんよ、とか、管理職に興味ないんよ、ではダメじゃないですか?

愛されるラーメン屋

人気のラーメン店はチラシとかうたなくても行列が出来ますよね。評判のラーメン店になれば行列を作ってくださる程お客様に愛されます。そう、評判の企業になれば「働きたい!」と求職者の方々が来るのです。まさにGoogleやAmazonなんかはそうなんじゃないですかね?「田舎の中小ではそれはムリよ」と思われてる企業の経営者さんに申し上げます。「あなたの会社を選んで、働いている従業員さんがいるのです」絶対に卑下しないで下さい!誇りを持って働くとか、たいそうな事を言うつもりはありませんが、今働いている従業員さんは「働きたい!」と思って下さってますか?隙あらば他社へと思ってないですか?ラーメン店でお客様を抱え込むのは大変な事です。ですが競合他社に勝つために皆さん努力を重ねています。今一度、今の従業員さん(ラーメン店で言うお客様)を大事にしてください。ちなみによくラーメン店である割引券などは、新規のお客様よりリピーターのお客様の方が反応が良い事が多いです。求人に置き換えると、給料(時給)を上げるのは、未来の従業員さん(求人時給など)より、今の従業員さんにしてあげた方が効果的です。また、ラーメン店を開店し、軌道に乗ったので求人をしようと思った場合は、更なる売上拡大の為に人を雇うか、パートナーを休ませる為に雇うかなど理由があります。今、人が足りない足りないと言ってます企業さんは、何のために人を雇うのか、雇わなければいけないのかを考えると、求職者の方々に響くかもしれませんよ。

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