マイベストプロ愛媛
森田晴夫

従業員の定着率を高める人材育成のプロ

森田晴夫(もりたはるお) / 人材育成コンサルタント

株式会社ニコネクト

コラム

新入社員育成の課題と目標

2024年5月24日

テーマ:人材育成

コラムカテゴリ:ビジネス

そろそろ新入社員さんもお仕事に慣れてきたことと思います。
そこで新人育成のお話を少しだけ。まだやってないと思った企業はすぐに対応を、あれ?うちの会社全くしてないなぁ?と思った従業員さんは転職を考えちゃいますよ。

昔から「ストレスに弱い」「積極性が無い」など、育成上の課題が懸念される新入社員は、個々の特性に合わせた人材育成の手法を検討する必要があります。

入社前の「内定者研修」、入社後すぐの「新入社員研修」、入社1カ月以降の「OJT研修」、「フォローアップ研修」など、フェーズに合わせた育成方法を取り入れてるとは思いますが、確認の意味で以下の内容を行っていますか?

「企業の経営理念、歴史、ビジネスモデル、組織構造などを理解さ

必ず入社したらこの話は聞きますよね。でもここで理解せずに仕事をすすめていく人が必ずいます。絶対にココを理解させてください!ここで躓くと、悪いことに躓いたことに気付かず進んで行けるのがさらにたちが悪いです。会社の基礎の基礎、最重要課題として取り組んでください。

「会社における自身の役割を自覚させる。」

入社して即戦力!というのはあまりないでしょう。ですので役割を明確にしてあげるというのは、新入社員のみならず会社にもメリットがあります。言い換えれば「今」の立ち位置を教えてあげ続けて欲しいと思います。

「仕事を進める上での基礎知識、スキルを習得させる。」

これはあまりにも当たり前で必ずやっていることですし、大切なことだと皆さん理解されてるので割愛します。

「基本的なビジネスマナー、社会人としての常識を身につけさせる

ここで大事なのは「オリジナル」を教えないことです。社会常識として使えるビジネスマナーを身につけさすのであって、会社独自のマナー・ルールを、さも一般的だ!と教えてはいけません。会社独自(オリジナル)のものは「うち(会社)の中でだけなんやけど...」みたいに枕詞をつけて話してください。

「職場への定着とモチベーションの向上を目指す。」

基本的に新入社員というのはモチベーションは高めです。ですのでモチベーション向上というのは建前で、実際にはモチベーションを下げない努力をしていきましょうというのが本音です。ありがちなのは会社・上司・同僚の悪口でコミュニケーションをとったりすると、新入社員のモチベーションはかなり下がります。教えてくれている先輩が上司に怒られてるのを見た場合は、言い訳をしていたり、ふてくされた態度をしているのを見るとモチベーションは下がり、「すみません!」とキチンと反省している姿を見るとあまりモチベーションは下がらないと言われます。モチベーションアップは大変ですので、まずは下がらないように頑張りましょう。

以上のようなことを確認されてみて、どうですか?自社の新入育成は上手くいっていますか?まずい!と思った企業は、まだ間に合いますので、今からでも実践してみてください。

この記事を書いたプロ

森田晴夫

従業員の定着率を高める人材育成のプロ

森田晴夫(株式会社ニコネクト)

Share

関連するコラム

コラムのテーマ一覧

森田晴夫プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
089-909-9365

 

※スタッフ全員が出払ってる場合は留守番電話にて対応しております。
※弊社は愛媛県内の企業様を対象としております。恐れ入りますが愛媛県外の企業様は、お電話をご遠慮いただきますようお願い致します。

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

森田晴夫

株式会社ニコネクト

担当森田晴夫(もりたはるお)

地図・アクセス

森田晴夫プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ愛媛
  3. 愛媛のビジネス
  4. 愛媛の人材育成・社員研修
  5. 森田晴夫
  6. コラム一覧
  7. 新入社員育成の課題と目標

© My Best Pro