なぜコミュニケーションが必要なのか?
「うちの会社の従業員は、指示待ち人間ばかりだ」という人がいますが、それは一所懸命に指示待ちの依存型人材を育成してきたからです。
自立型の従業員さんを育成する方法はすこぶる簡単で、自立型の人が教育をすることです。
指示待ち依存型の上席の方が管理しようとすればするほど、その発言と行動によって、必然的に依存型人材を育成してしまうことになります。
つまりそういった人の管理とは依存型人材を育成するためのノウハウなのです。
相手が依存型人材になってしまうという問題の本質は、管理者自身が依存型人材であるということです。
依存型人材を育成できるのは依存型人材だけであり、依存型の上席の方が自立型の部下を育成することは、そもそも不可能なことなのです。
「自分は依存型人材ではない!」と思っている上席の方々へお伝えします。
「今忙しいから後にしてくれ!」
と、言った事がある人は依存型です。
つまり指示待ち人間です。
他にも色々と特徴はありますが、部下が指示待ち依存型人材だと思ったら、必ずあなたが依存型人間だと思いましょう。
部下の育成よりも、まずは自分自身を変えて行くことをしないと、いつまでたっても指示待ち依存型人間の生産工場でしかありませんよ。