職業体験
大前提として、パワハラ、セクハラなどのハラスメントは許さない!そういった事がない会社、組織作りを一緒にして行きましょう!という弊社のコンセプトは全くもって変わらないということは認識しておいてください。
新入社員さんの研修とかでよく言うのですが、その上でまず、現実を知るというお話です。
若い人が社会に出て、まず何を学ぶべきかと言えば、それは「世の中の理不尽さ」かもしれません。
実際、世の中とは理不尽なことばかりです。
上司は勝手なことを言うし、その上司の言う通りにしていたら、今度は別の上司から「何をやっているんだ!」と叱られたりします。
そんな上司に対して不満があっても、昇給やボーナスの査定、さらには昇進も上司の評価に左右される以上、従業員さんは基本的には我慢するしかないというのは理不尽極まりないと思うでしょう。
ですが、会社の経営陣側にも理不尽と思う事はあるんです。
「御社で精一杯働きます!」と入社してきて、仕事は覚えない、やる気はない、でも簡単には会社は人を辞めさせれない…
こんな理不尽な話はないと思いますが、これが現実なのです。
つまり全員が何かしら理不尽な思いをしているのです。
社会に出て理不尽な思いをしたとき、「パワハラだ!」と正当性を主張したり、騒ぎ立てたりする人の気持ちもモチロンわかりますし、行き過ぎた行為は罰を与えるべきとも思っています。
ですが、そもそも世の中は理不尽なのですから、「世の中とは、そんなものなんだ」と開き直ったほうが”楽”ではないか?という提案です。
何を言ったって、世の中から「理不尽さ」がなくのるのは難しい問題です。
それならば、その「理不尽さ」を学び、「理不尽さ」の中でたくましく生きていく術を身につけるほうが、はるかに現実的な対処法だと思うのです。
社会は理不尽で、「正義」や「ルール」が通用しないことが多々あります。
どうせなら現実社会の中でたくましく生きるための考え方を学んでみませんか?