平成と令和の金買取価格の違い

池田正一

池田正一

テーマ:金・プラチナ買取価格

さて今日は「平成と令和の金買取価格の違い」というお題です。


まずは、こちらをご覧ください。



買取年月日:2025年9月2日
平成2年御即位記念10万円金貨
買取重量:30.0g×2
買取価格:1,006,200円




買取年月日:2025年8月30日
平成5年皇太子御成婚5万円金貨
買取重量:18.0g
買取価格:295,200円



これら金貨の当時の販売価格を調べましたが出てきません。
ですので、推測になりますが、当時の販売価格は、額面から1.5倍から2倍弱ではないでしょうか。
つまり、10万円金貨は20万円弱、5万円金貨は10万円弱、このような販売価格だったのではないかと考えています。
今とは物価が全く違いますし、そもそも銀行の金利が全く違いますので簡単に比べることは出来ませんが、どう考えても今の感覚からすれば激安だったと思います。

では、当店で調べられる範囲で一番古い「金買取価格」を挙げてみます。



2011.07.22 金買取価格
金(K18)
¥2,610-
前日比-30円



どうでしょうか。
信じられない程の金額ですね。
なんと1gが「¥2,610-(K18)」でした。

2011年と言えば、平成23年です。
この買取価格で上記の金貨を査定しますと「198,890円(10万円金貨2枚)」「59,700円(5万円金貨)」となります。

記念金貨は、綺麗に装飾された箱に入れられた状態で販売されていたと思います。
ですので、金というお品そのものの価値だけではないと思いますが、今となっては完全に購入価格よりも買取価格の方が何倍も高くなっています。

そう言えば、質屋の先輩がこんなことを言っていました。

「金が1gで1,000円しなかった時代があったのよ。でもその頃、金は全然売れなかった」

昭和という時代は、100万円を銀行に10年預けていれば「180万円」に増えた時代でした。
そんな時代に、金利が全く付かない金なんて誰も見向きもしなかったのでしょう。

時代は変わりました。
昭和から平成初期に購入した金が大きく育っています。



もう一度、タンスの中に眠っている金を探してみてはいかがでしょうか。




それではまた次のコラムでお会いしましょう。







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