金買取価格急騰

池田正一

池田正一

テーマ:金・プラチナ買取価格

このコラムを書き始めて定番の文句となりましたが、今年も残り3ヶ月となりました。
正確に言うと残り3ヶ月を切っていますが、全く実感が湧きませんね。
筆者の予想としましては、これからの3ヶ月間は「嵐のような」3ヶ月間になると予想しています。
皆様におかれましても「しっかりと気を引き締めて」お過ごしくださいますよう願っています。


さて今日は「金買取価格急騰」というお題です。

8月22日のコラムでこのように書きました。

”筆者としましては「2024年10月」に注目したいと思います。”

危ないことろでした。
9月30日の石破新総裁誕生に合わせて株価が大きく下げました。

筆者としましては「10月に注目という予想が外れるのか!?」とヒヤッとしましたが、大暴落には至らず、明けて10月1日には株価を押し戻しました。

では「当店での」金買取価格の値動きを見てみましょう。


2024.10.1 金買取価格
純金 インゴット
¥13,200-
前日比-20円


2024.10.2 金買取価格
純金 インゴット
¥13,290-
前日比+90円


2024.10.3 金買取価格
純金 インゴット
¥13,570-
前日比+280円



石破新総理の発言が為替を「円安」の方向に進めましたので、この「石破効果」が大きく影響を及ぼし「前日比+280円」という大きな値動きとなりました。

筆者の感想としましては、この「石破効果」を差し引いたとしても現在の金買取価格が「大変高い水準」にあると感じております。

金を処分するなら「今」と言っても良いと思います。

逆に、筆者がずいぶん前から言っている「マーケットの崩壊」が近いのではないかと感じています。

アメリカが「利下げ」したということは「(景気の)リセッションに入った」と「認めた」とも言えると思っています。

加えて、石破新総理の「追加利上げ環境にない」という発言は、経済情勢は依然として芳しくないという「認識を示した」ものだと理解しています。

つまり、いつどのようなきっかけで「マーケット崩壊」してもおかしくないという状況だと筆者は予想しています。



今年の残り3ヶ月、波乱含みの展開になると思っています。



それではまた次のコラムでお会いしましょう。







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池田正一
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池田正一(鑑定士)

有限会社池田質舗

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