忘れることから始めましょう
さて今日は「最後の新札」というお題です。
7月から新札が流通し始めましたが、皆様も既に新札を手にとってご覧になった方も多いのではないかと思います。
筆者としましても、初めて手に取った時は「新札ってこんな感じなんだね」と思いましたが、それほど強い感慨はありません。
それは何故かと言いますと、このコラムをずっとお読みの方はご存知だと思いますが、筆者は「クレジットカード推進派」です。
今の状況を鑑みてもっと正確に言うと「スマホ決済推進派」です。
筆者の取引先に「現金派」の方が居るのですが、まだ今現在でもスマホ決済をしたことが無いのだそうです。
スマホ決済推進派の私からすれば信じられません...。
もう令和6年ですよ?西暦2024年ですよ?
いつまで昭和の感覚で生きているのでしょうか...。
現在、スマホ決済を分けると3種類あります。
・非接触型IC決済
・QRコード決済
・キャリア決済
スマホ決済に火をつけたのが「Apple Pay」でしょう。
このApple Payをきかっけにスマホを利用した支払いが一般化されました。
Apple Pay以外にも「Google Pay」「iD」「QUICPay」「Suica」「PASMO」「WAON」「nanaco」「楽天Edy」などいくらでも選べます。
特に、交通系・流通系の電子マネーが利用できるのは都市部にお住まいの方からすれば本当に便利なのでしょう。
次に、QRコード決済ですが「PayPay」が筆頭に挙げられると思います。若い方を中心に一気にPayPayでQRコード決済が広まったという印象ですね。
最後に、キャリア決済ですが「ドコモ払い」「auかんたん決済」「ソフトバンクまとめて支払い」などクレジットカードを持っていない人やクレジットカードに抵抗を感じる方などに向けた決済方法があります。
携帯電話料金と合算して支払うことが出来るので、払い忘れなどの危険は相当低くなると思います。
話を新札に戻しますが、これだけスマホ決済が充実している今現在、あえて紙幣を使わなければならない場面など無いハズです。
先に挙げた筆者の取引先のように、余程の現金派のみが紙幣を使っているのではないかと思います。
筆者としましては、現金を持ち歩くいう治安上の危険性やマネーロンダリングなどの犯罪収益防止の観点から、現金をなるべく排除してクレジットカード決済やスマホ決済へと移行すべきであることは正しいことだと思っています。
ゆくゆくは、政府発行の電子マネーが登場するのでしょう。
今回の新札が「最後の新札」になるのではないでしょうか。
それではまた次のコラムでお会いしましょう。
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