リーマンショックをおさらいしておきましょう

猛暑は過ぎ去ったと思ってよいのでしょうか。
いやいや。まだ油断は禁物でしょう。
小まめな水分補給を忘れずに。

さて今日は「リーマンショックをおさらいしておきましょう」というお題です。
ここにきて「景気対策」あるいは「減税」というようなフレーズがEU各国やアメリカから出始めました。
もはや、世界経済の減速は避けられないと思われます。
ですので、ここでリーマンショックのおさらいをしておきたいと思います。

リーマンショックとは…
2008年9月に投資会社リーマン・ブラザーズが経営破。これをきっかけに世界的な経済危機が起きる
という説明で良いと思います。

では、リーマンショックが起きた際の為替への影響を見てみましょう。
2008年8月15日　1ドル110円。
2008年9月15日　リーマンショック発生。1ドル104円。
2008年12月15日　1ドル90円。

次に、リーマンショックが起きた際の株価への影響を見てみましょう。
2008年8月15日　13,019円。
2008年9月15日　リーマンショック発生。
2008年8月15日　11,609円（前日比マイナス605円）。
2008年12月15日　8,664円

リーマンショック時には、このような日本への影響が出ました。

もし仮に、2008年の影響を現在のマーケットへあてはめてみますと、
・経済危機発生により1ドル100円ぐらいまで円高が進行
・経済危機発生により日経平均2万円割れ
・年末に向かって円高が続き1ドル90円を割り込む円高水準まで進む
・年末に向かって株安が続き日経平均15,000円台まで株価下落

このような影響が出ると思われます。
ふと気がつくと、リーマンショックが起きたのが「9月」なんですね。


来月、イヤな9月にならなければ良いのですが…





それではまた、次のコラムでお会いしましょう。







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